デザイナーズマンションと聞くと、コンクリート打ちっ放しの壁にフローリングの床とらせん階段といったイメージを抱く方も多いかもしれません。しかし、デザイナーズマンションという言葉は、そうした見た目を指しているわけではありません。
1998年当時、今、私たちがデザイナーズマンションと呼んでいるような物件が登場し始めた頃、雑誌を始めとするマスコミでは、デザインマンションとデザイナーズマンションという言葉が混在していました。どちらを使うべきか、議論をしたのを覚えています。その結果、デザイナーズという言葉が残ったのは、建物はすべからくデザインされる、だからデザインというだけでは不足、それ以上に作り手である建築家、デザイナーの意図やこだわりが反映されたものを評価しようではないか、そんな思いからです。
