渋谷駅(徒歩10分圏内)エリア

渋谷駅前

渋谷駅前
いまや、日本の賑わいのシンボルと目されるのスクランブル交差点。観光客も多く集まる

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広域渋谷圏を目指してすべてが動いている街

2027年度まで続く大改造

2020年をひとつの目標にあらゆる街で変化が起きていますが、そのうちでも最大級の変化と目されているのが渋谷です。地形的な制約から4社8路線が集中、多くの人が利用しているにも関わらず、これまで抜本的な開発が行われてこなかった渋谷で、とうとう大改造が始まっているのです。 まず、建物としては2017年春に渋谷エリアの北端に渋谷キャスト、2018年度に東急東横線跡地に渋谷ストリームが登場、次いで2019年度には渋谷駅街区に地上47階、高さ約230mの東棟が誕生する予定となっています。その前後には少し離れた南平台、道玄坂一丁目駅前地区、渋谷区新庁舎、同公会堂、渋谷パルコの建替えなども完了する計画ですから、東京五輪を前に渋谷は全体として大変貌を遂げることになります。 さらに2020年度には渋谷駅桜丘口地区、そして2027年度に渋谷駅街区の中央棟、西棟が完成することになっており、渋谷はこれから10年ほども変化を続けます。

渋谷駅周辺の再開発

渋谷駅周辺の再開発
2027年まで開発が続く渋谷駅周辺。タワーが建ち並ぶ他、東京メトロ銀座線、JR埼京線の移動があるなど交通の利便性も変わる

多様性、交通利便性も大きくアップ

再開発で誕生する建物には今までの渋谷に足りなかった要素が盛り込まれることになっています。たとえばホテルや広い床を持つオフィス、クリエイターのためのシェアオフィスや若い人達にも借りやすいコレクティブハウス、イベントなどに使える広場や多目的スペースなどなど。今まで以上に幅広い職種、年代の人が渋谷に集まることが意図されているのです。 また、交通の利便性も大きく変わります。2019年度に東京メトロ銀座線ホームが表参道方面に130m移設、そこで空いた土地などを利用して2020年春を目途に山手線と埼京線・湘南新宿ラインが並列化されるなどと徐々に乗換えの利便性が図られることとなっているのです。駅周辺では東口地下広場、西口駅前広場、西口タクシープール、東西自由通路なども整備される計画になっており、完成すれば乗換しやすい、便利な駅になるはずです。

ハチ公

ハチ公
渋谷駅のシンボルハチ公像。再開発により「ハチ公広場」は約1.5倍に拡充される予定で、タクシー乗降場が地下に集約される
住所:渋谷区道玄坂2

渋谷が周辺地域の中心に

これらの開発で大事なことは渋谷が周辺地域の中心となるように計画されているということです。たとえば、すでに開業した渋谷キャストは青山、神宮前から続くキャットストリートの出口に位置しており、すぐ近くには渋谷駅に繋がる地下道入口があります。また、次に開業予定の渋谷ストリームでは渋谷川沿いを整備し、代官山方向まで歩いていけるようする計画とか。つまり、これから新しく誕生するビルは周辺にある個性的な街と渋谷を繋ぐ存在なのです。 これにより、渋谷はこれまで以上に広範な、広域渋谷圏とでもいうような存在になります。当然、その中心である渋谷駅周辺にはより多くの情報、人間が集まることになり、住む魅力、働く魅力もアップするはず。10年後はこれまで以上に多くの人にとって住みたい街となっているかもしれません。

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渋谷駅周辺の主な再開発一覧

名称 場所 着工 完成 ポイント
SHIBUYA CAST./渋谷キャスト 場所渋谷区渋谷1-23-21 着工2015年 完成2017年 ポイントクリエイター向けのシェアオフィスやワーキングスペースを有する複合施設。都営住宅「宮下町アパート」跡地。
渋谷ストリーム/SHIBUYA STREAM 場所渋谷区渋谷3-21-3
※東急東横線の線路跡地
着工2015年 完成2018年 ポイント地上35階地下4階、高さ179.95m、渋谷駅直結の官民連携による渋谷川および水辺空間の再生も目的とした複合施設。商業施設(1~3階)・オフィス(14~35階)・ホテル「渋谷ストリームエクセルホテル東急」(9~13階)のほか、クリエーター向けのコワーキングスペースやホールも併設しています。
渋谷スクランブルスクエア/SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE 場所渋谷駅直上(東棟・中央棟・西棟) 着工2014年 完成予定2019・2028年 ポイント渋谷最大規模の施設を整備するプロジェクト。2019年、メインタワーとなる東棟「渋谷スクランブルスクエア/SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE 」(地上47階高さ230m)が先行して完成。地下2階~14階は商業施設、15階には産業交流施設「SHIBUYA QWS (渋谷キューズ)」、17~45階はオフィス区画、そして15・45・46階・屋上には展望台「SHIBUYA SKY (渋谷スカイ)」が誕生します。完成すると、「セルリアンタワー」(地上41階、高さ184m)を抜き渋谷駅周辺で最も高いビルとなります。
中央棟と西棟は2028年に完成する予定です。※中央棟:地上10階地下2階・高さ約61m、西棟:上13階地下5階・高さ約76m
渋谷フクラス/SHIBUYA FUKURAS 場所渋谷区 道玄坂1-2-3
※東急プラザ跡地
着工2015年 完成2019年 ポイント1階には空港リムジンバス発着所を含むバスターミナルを整備。 2~8階、17・18階の商業施設部分には「東急プラザ渋谷」が復活。9~16階はオフィスフロア、さらに17階には、新しいビジネスを生み出す拠点となる産業進出支援施設「Business-Airport Shibuya FUKURAS」を備えます。
渋谷ソラスタ 場所渋谷区道玄坂1-21-1 着工2015年 完成2019年 ポイント国道246号沿い、渋谷駅から徒歩6分。地上21階地下1階、総賃床面積約8,400坪のオフィスビルです。3階には、会員制シェアオフィス「Business-Airport Shibuya Nanpeidai(ビジネスエアポート渋谷南平 台)」が開業。名前の由来は、SOLA(空)+SOLAR(太陽)+STAGE(ステージ)を掛け合わせた造語。各階にテラスを配し、屋上にはスカイラウンジ・庭園を設け、ワーカーのクリエイティブな感性を刺激するオフィスとなっています。
MIYASHITA PARK 場所渋谷区神宮前6-20-10 着工2017年 完成2020年 ポイントメインの公園整備(多目的広場、カフェ、フットサルコート、バスケットコート、スケートパーク、クライミングウォール)のほか、375台が収容できる「新渋谷駐車場」や、4階建ての「商業施設」、北街区には地上18階地下2階・高さ75.10m(最高75.10m)全13タイプ240室のホテル「sequence | MIYASHITA PARK」(シークエンス ミヤシタパーク)などで構成される複合施設。
渋谷駅桜丘口地区 場所渋谷区桜丘町1番地、2番地、3番地、及び4番地、8番地の各地内、外 着工2016年 完成予定2023年 ポイント地上30階以上の高層タワーを含む4棟で構成される「住む・働く・遊ぶ」すべて揃う2.6haの広大なエリア開発。駅から桜丘地区までのスムーズな移動の実現にむけてJR線東西横断機能や国道246号横断デッキ等と連携した歩行者ネットワークの構築などが予定され、従来の渋谷駅周辺が抱える交通網の課題を解決し、利便性と安全性の向上が図られます。

主要スポット

MIYASHITA PARK

MIYASHITA PARK
住所:渋谷区神宮前6-20-1

渋谷フクラス・東急プラザ渋谷

渋谷フクラス・東急プラザ渋谷
住所:渋谷区道玄坂1-2-3

渋谷パルコ

渋谷パルコ
住所:渋谷区宇田川町15-1

渋谷スクランブルスクエア

渋谷スクランブルスクエア
住所:渋谷区渋谷2-24-12

渋谷ストリーム

渋谷ストリーム
住所:渋谷区渋谷3-21-3

渋谷キャスト

渋谷キャスト
(レジデンスの特集はこちら
住所:渋谷区渋谷1-23-20

渋谷ヒカリエ

渋谷ヒカリエ
2012年東急文化会館跡地に建設された
住所:渋谷区渋谷2-21-1

セルリアンタワー

セルリアンタワー
住所:渋谷区桜丘町26-1

渋谷マークシティ

渋谷マークシティ
住所:渋谷区道玄坂1-12-1

SHIBUYA109

SHIBUYA109
住所:渋谷区道玄坂2-29-1

東急百貨店本店

東急百貨店本店
住所:渋谷区道玄坂2-24-1

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