大田区の高級住宅街、田園調布3丁目に佇む「蒼梧ハイツ」をご紹介します。日本で最初の相互会社「第一生命保険相互会社」を設立した矢野恒太氏の旧邸跡に建てられた、10棟の大型邸宅で構成される高級コンパウンドです。敷地中央に設けられた緑溢れる和の庭園を囲うように邸宅が配されています。敷地全体および各邸宅も緑の植栽で囲われていて、これは良好な住環境の維持・保全を図ることを目標とする「田園調布憲章」のルールに基づいたものでもあるそうです。間取りは4LDK~5LDK、専有面積は210.76㎡~345.68㎡、1階にリビングダイニングやキッチンなどのパブリックスペース、2階にベッドルームやバスルームなどのプライベートスペースを設けた外国人向けのフロアプランとなっております。竣工年は建物により異なり、1986年(昭和61年)に1・3・4・5・6号棟、1989年(平成元年)に2号棟、1998年(平成10年)に7・8・9・10号棟が建てられました。4号棟、2号棟、8号棟を詳しくご紹介します。
最初に建てられた4号棟は1986年(昭和61年)竣工、敷地の北東角に位置します。1階にはリビングルームとダイニングルーム、ファミリールームが併設されているキッチン、メイドルームがございます。南東向きのリビングダイニングには木漏れ日が差し込み、本格的な暖炉が備えられております。広々としたテラスにも緑が溢れ、周囲の視線を気にすることなくお過ごしいただけます。
2号棟は1989年(平成元年)竣工、敷地の東側に位置します。1階のリビングルームとダイニングルームは南向きとなっており、開放的なカウンターキッチンが特徴です。アメリカ・Amana製のガスレンジが備えられており、収納も豊富で使い勝手の良さが魅力です。2号棟にもリビングダイニングに本格的な暖炉と、緑が溢れるテラスがございます。
竣工時期が最も新しい8号棟は1998年(平成10年)竣工、敷地の北西角に位置します。エントランスロビーは吹き抜けとなっていて、お洒落なシャンデリアが飾られています。高い位置に窓が大きく採られているので、自然光も差し込む開放的な空間となっております。
8号棟のリビングダイニングに備えられた暖炉は大理石調のデザインで、先に紹介した2棟とは異なるモダンな雰囲気です。暖炉に使用する薪もインテリアの一部になりますね。
田園調布は田園調布駅を中心に放射線状に住宅街が広がっています。街の中心である東急東横線田園調布駅(約550m)には、ドイツ民家を模した旧駅舎が復元されています。「東急ガーデンスクエア」があり、スーパー(プレッセ田園調布店)、ドラッグストア(マツモトキヨシ田園調布店)、カフェやベーカリー(スターバックス等)、クリニック(田園調布ファミリークリニック[内科/小児科/婦人科/皮膚科/脳神経外科/神経内科/アレルギー科/外科])(ヴェルデ矯正歯科[矯正歯科])、金融機関のATM(三菱UFJ銀行ATM)(ゆうちょATM)、書店や雑貨店などが揃っています。
東急ガーデンスクエア 公式サイト https://www.tokyusquare-gardensite.com/