渋谷駅周辺の雑踏を抜け、東急百貨店の裏手の坂を上った高台に広がるのが渋谷区を代表するお屋敷街松涛です。ここは、江戸時代に紀州徳川家の下屋敷があったところで、その後、この地に佐賀鍋島家が「松涛園」なるお茶園を作ったのが地名の由来という由緒正しいお屋敷街。大正時代以降に宅地として売り出された時の区画がそのまま今に残り、広壮な一戸建てが並んでいます。観世能楽堂、戸栗美術館、松涛美術館、オーチャードホールなど、芸術に親しめる施設が多い地でもあり、若者の街渋谷に隣接しているとは思えないほど、落ち着いた佇まいがあります。
一方の上原は小田急線代々木上原駅から商店街を抜けた坂の上にある街。小田急線を挟んで反対側にある西原と並び、このエリアではトップクラスの住宅街です。松涛に比べると分譲された時代が幾分遅かったためか、モダンな雰囲気のある街並みが特徴です。また、松涛よりも高台にあるため、眺望が良く、場所によっては六本木ヒルズなど都心部も一望できるほどです。
どちらの街も坂の下には商業施設が揃い、センスの良い飲食店が点在していますし、代々木公園もすぐ近く。都心にありながら、渋谷区は23区中でも練馬区、世田谷区、大田区に次ぐ緑の豊富なエリアですから、便利でかつ自然を感じる暮らしが実現できるはずです。


