2005年3月の荻窪に始まり、都内10カ所、神奈川県下・愛知県下2カ所、大阪府1カ所と全国に展開してきた「ロイヤルパークスシリーズ」。長く住み続ける人も多いという同シリーズの魅力を現地で見せていただきました。
※2021年4月、「ロイヤルパークス北新宿」は「BLESS北新宿」へ名称が変更となりました
再開発エリアのランドマークとして立地
他にない同シリーズの特徴のひとつが、再開発エリアのランドマークとしての立地です。たとえば、第一号であるロイヤルパークス荻窪は杉並区最大の再開発であるイン・ザ・パーク荻窪の一環として誕生した桃井はらっぱ公園に隣接。防災公園としても整備された公園全体を見晴らす場所に立地。周囲からひときわ目立つのはもちろん、住戸内からも緑を望み、実に開放的です。
360°MOVIE:ロイヤルパークス荻窪 5階眺望
ロイヤルパークス豊洲や西新井も同様に再開発エリアの公園と道を挟んで向かい合う立地。住んでいる人にとって嬉しい環境であると同時に、そのまちの人達や訪れる人達にも実に分かりやすい場所にあるのです。ちなみに公園を挟んで反対側には大規模商業施設があるのも再開発エリアならではのメリット。他の物件でもそうですが、近年の再開発では大規模商業施設の誘致は必ずといってよいほど行われるため、再開発エリア立地は利便性が高いのです。
また、再開発エリアは元々住宅密集地であるなど、住環境としてはあまり優れていない場所です。そこに新たに生まれる住宅はそのまちのそれまでのスタンダードを大きく変えるレベルになります。その地域では新しい特徴を持つ物件というわけです。
規模を生かした豊富な間取りバリエーション
大半の物件が100戸以上と規模が大きく、最大のロイヤルパークス北新宿(現:BLESS北新宿)に至っては総戸数461戸。この規模を生かし、スタジオタイプから4LDKまで幅広い間取りが揃うのも魅力。しかも、単に広さ、居室数が違うというだけではなく、同じ2LDKでもメゾネットがあったり、広いルーフバルコニー付き、DEN付き、ウッドデッキに専用庭付き、ワイドスパンなどと実にバリエーションが豊かなのです。
たとえばロイヤルパークス荻窪ではひな壇になったルーフバルコニーにジャグジーがある部屋がありますが、ここは竣工以来、なかなか空きが出ないのだとか。また、ロイヤルパークス豊洲では住戸の真ん中に中庭のある3LDKがあり、ここもずっと満室という人気ぶり。さらに、同物件にはメゾネットで上階に20畳ほどのルーフバルコニーがある部屋がありますが、近隣のタワー高層階にお住いの方がこの部屋を見かけ、引っ越してきたこともあったとか。タワーの眺望よりもルーフバルコニーの開放感が選ばれたわけです。
間取りだけではなく、室内のカラーバリエーションその他も建物ごとに工夫があり、選択肢は実に豊富。インテリアではここ数年、室内の1面だけに他と異なる色、柄のクロスを貼るアクセントクロスという手法が流行っていますが、実はロイヤルパークスシリーズはその先駆。流行の何年も前から時代の先を行く部屋作りをしてきたというわけです。
サービスに充実した共用部も大規模ならでは
クリーニングや宅配の取次、各種紹介サービスに当たるコンシェルジュサービスも規模があってのこと。同様に各種の充実した共用施設も大規模ならではです。駐車場、駐輪場やゴミ置き場、ペットのための足洗い場などといった実用的な空間だけに留まらず、ちょっとした応接スペースに使える広々としたエントランスホール、ライブラリー、バーベキュースペースなど生活を豊かにしてくれる空間もあります。敷地の広さを生かした中庭なども毎日の暮らしに彩りを与えてくれます。
みなとみらいを除くと、高くても14階までの建物が中心なのも特徴です。子どものいる家庭だと「外に出やすいから」と中高層の建物を好む人もいますし、周辺の緑などを楽しむなら、この程度の高さの方が良いかもしれません。
また、その土地に合わせた独自のテーマを設定、エクステリア、インテリアともに統一されているのも同シリーズならでは。かつて造船所のあった豊洲では海を思わせる船や碇のデザインが中庭、エントランス周辺などにあしらわれており、他とは異なる個性を感じさせてくれます。アジア風、ヨーロッパ風などテイストは物件ごとに違いますが、リゾート地を思わせるゆったりした雰囲気は共通。我が家に帰って来たという寛ぎを感じさせてくれます。
独自といえば、他では見ないのが洗面所に設置された扇風機。入居前は不要と思う人もいるようですが、実際に使ってみての評価は非常に高く、喜ばれている工夫とか。良いと思ったものを積極的に取り入れている物件なのです。最近では一部にサービスアパートメントを配した物件も登場しており、利用の多様化にも対応。こんな家に住みたいを実現してくれるシリーズというわけです。
取材物件・取材協力
【取材物件】ロイヤルパークス荻窪、ロイヤルパークス豊洲
【取材協力】大和リビング株式会社