学校、大使館の多い、歴史の街での暮らし
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ゆったりとした時間の流れるお屋敷街
徳川家康入府以来の歴史ある街、それが番町を中心にしたエリアです。具体的には皇居半蔵門から四谷を経由して新宿に向かう新宿通りの両側に広がる、町名では麹町、番町などといった場所で、幕府がもっとも信頼していた譜代の大名、旗本などの屋敷が置かれていました。当時の広大な区画は現在、大使館や大学、ホテルなどに利用されており、街全体にゆったりした雰囲気を与えています。また、それに連なるのが九段、飯田橋などといった地域で、こちらは学校、大病院などが多い地域です。
自然や伝統芸能に触れ合う暮らし
都心でもこのエリアは靖国神社、千鳥ヶ淵、北の丸公園、英国大使館周辺などと自然も豊富な場所。桜の名所も多数あり、春には早朝からカメラを片手に多くの人が集まります。皇居の周りはランナーの聖地でもあり、都心ながら健康的で自然と触れ合う暮らしができる稀有な場所といえるかもしれません。伝統芸能に造詣が深い人であれば、最高裁判所の隣にある国立劇場も楽しいスポット。歌舞伎、文楽、落語から日本各地の伝統芸能を身近に鑑賞することができます。
多くの学校が集まる文教地区
大学、大使館などの多い落ち着いた佇まいが好まれ、明治時代には数多くの文学者、芸術家が居を構えました。作家の武者小路実篤、永井荷風、島崎藤村に吉行淳之介、作曲家滝廉太郎、山田耕作、歌人の与謝野鉄幹・晶子夫妻など、名を挙げはじめればきりがないほど。今も静けさと伝統校、名門校の点在する教育環境の良さを求めてこのエリアで住まいを探すファミリーは少なくありません。また、永田町、三宅坂に近いことから、政治や法曹に関係する人たちにも選ばれています。