水辺立地に緑の環境、最先端設備……「東京ポートシティ竹芝」に見るこれからの暮らし

変化を続ける東京にあって開発が進む街は多数ありますが、そのうちでこれまでにない街のひとつが竹芝です。足回りの良さはもちろん、水辺、緑、歴史に恵まれた環境に加え、周辺には今後が期待される開発が目白押し。その竹芝に誕生した「東京ポートシティ竹芝 レジデンスタワー」は、利便性はもちろん、最先端のセキュリティを備え、これから求められる暮らしに必要な快適さを備えたタワー住戸。自室だけではなく、建物、敷地、環境までを自分の暮らしの一部にできるという、他にない魅力をご紹介していきましょう。

東京ポートシティ竹芝
東京ポートシティ竹芝は40階建てのオフィスタワーと18階建てのレジデンスタワーからなる総延床面積約20万㎡の大規模開発
INDEX

利便性に加え、我が家で過ごす時間を彩る豊かな住環境

住まいに求められるものは時代とともに変化します。もちろん、いつの時代にも変わらず求められるものもあります。東京ポートシティ竹芝の大きな特徴はこれから求められるもの、いつも変わらず求められるもの、その双方を兼ね備えているという点です。順に見ていきましょう。

働く人なら今も、これからも利便性は大きな要素です。移動、出張が減りつつあるとはいえ、全く動かずに済む仕事はありません。仕事以外でも旅や帰省など人は移動します。それを考えると東京ポートシティ竹芝の最寄り駅の一つである「浜松町」 の利便性の高さは魅力です。JRであれば山手線、京浜東北線が利用でき、地下鉄ならば都営大江戸線、浅草線の「大門」駅があります。そしてもちろん、浜松町駅は羽田空港に向かう東京モノレールの始発駅。山手線で2駅隣の品川駅からは新幹線、いずれはリニアも利用できます。また、東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)の「竹芝」駅は東京ポートシティ竹芝に隣接しています。

浜松町駅・大門駅
JR浜松町駅からは山手線、京浜東北線、都営地下鉄大門駅からは大江戸線、浅草線が利用でき、羽田空港と結ぶ東京モノレールも
ゆりかもめ竹芝駅
レジデンスタワーと隣接する新交通ゆりかもめの竹芝駅。新橋から湾岸エリアを通って豊洲までを結んでいる
竹芝ふ頭公園
レジテンスタワーと道を挟んで海側にある竹芝ふ頭公園は夜景の名所として知る人ぞ知る場所

街の将来性、利便性向上もいつの時代にも求められるものでしょう。その点でも浜松町から竹芝周辺には複数の大規模な開発計画があり、注目を集めています。

周辺図
主なものは2つ。浜松町駅の西側では浜松町二丁目西口地区、浜松町二丁目地区と敷地としてはほぼ一体に見える区画での開発計画があります。話題を呼んでいるのは「世界貿易センタービルディング」の建替え。全体では7棟のビルの建設が予定されており、うち4棟はタワーといいますから、風景は大きく変わることでしょう。もうひとつ、大規模な開発としては芝浦一丁目の「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」の複合ビル2棟への建替えがあります。完成はそれぞれ2023年、2029年の予定で、まだ少し先ですが、こちらもインパクトのある計画です

東京ポートシティ竹芝近くではホテル、劇場、商業施設などを備えた複合施設「ウォーターズ竹芝」が2020年春から順次オープン。買い物、飲食などの利便性がアップしました。

ウォーターズ竹芝(タワー棟)
タワー棟、シアター棟からなるウォーターズ竹芝。タワー棟にはホテル・メズム東京、シアター棟にはJR東日本四季劇場[春][秋]が入っており、両棟に渡ってアトレ竹芝のショップが広がる
ウォーターズ竹芝(水辺)
水辺に面した広場。ベンチ、階段状のデッキが用意されており、リラックスするにはうってつけの空間
ウォーターズ竹芝(船着場)
船着き場が設置されており、浅草やお台場などへの定期航路船を利用できる

また、隣接する区画ではマンション「イトーピア浜離宮」の建替え及び「ザ・竹芝再開発」と名づけられた商業施設、オフィスなどからなる建物の建設も進んでいます。

一方で環境に関してはこれまでも求められてきましたが、その比重は今後さらに大きくなると思われます。在宅時間が長くなったことで、自宅周辺の環境を気にする人が増えたからです。運動不足解消のため、気分転換のためと動機はいろいろですが、住まい周辺に目が向くようになっており、その点でみても東京ポートシティ竹芝は恵まれています。

たとえば浜松町駅から現地への途中には旧芝離宮恩賜庭園があり、少し離れては浜離宮恩賜庭園も。四季折々の花が咲く、よく手入れされた庭園は自然も感じられ散策コースとしてはうってつけ。また、駅から竹芝とは反対側に向かえば増上寺のある芝公園があり、緑も歴史も味わえる環境というわけです。

旧芝離宮恩賜庭園
大正13年に当時の皇太子(昭和天皇)のご成婚記念で東京市に下賜され、同年4月に一般公開された芝離宮恩賜公園
浜離宮恩賜庭園
潮入の池と二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園、浜離宮恩賜庭園。今も実際に海水が出入りしているのはここだけとか
芝公園・増上寺
日本でもっとも古い公園のひとつ、芝公園。運動施設のある公園としても初で、現在も野球場、テニスコートがある

加えて竹芝が素晴らしいのは水辺という環境があること。前述のウォーターズ竹芝、竹芝桟橋、少し離れた日の出桟橋などすぐそこに水辺があり、かすかながら潮の香りも。ただ佇んでいるだけでも癒されます。

また、竹芝、日の出からは船の旅が楽しめますし、ウォーターズ竹芝前の竹芝地区船着場からは浅草やお台場などへの定期航路船の運航が始まりました。竹芝では我が家のすぐ近くで非日常なアウトドアが楽しめるのです。

仕事に、息抜きに、スポーツに自室以外に使える共有空間が多数

東京ポートシティ竹芝 レジデンスタワー
外観は水辺の街らしく、帆を持つ帆船をイメージしたもの。デザインコンセプトは「Creative Sail」という

続いて建物を見ていきましょう。

浜松町駅からアプローチすると隣接する東京ポートシティ竹芝のオフィスタワーを経由してレジデンスタワーに向かうことになりますが、オフィスタワーに入った時点ですぐにこの場所の魅力に気づくはず。建物内には多数の飲食店が入っていますし、それ以上に素晴らしいのがレジデンスタワー側に階段状に設けられたスキップテラスです。

場所ごとに雨、水、島、水田、香、菜園、蜂、空という8つのテーマに沿った竹芝新八景が作られており、水田と題された場所にはなんと稲穂が。都心のど真ん中でこれだけ豊かで多様な自然を目にする機会はなかなかありません。しかも、スキップテラス内のあちこちにはテーブル、椅子が用意されており、天気の良い日にはそこで寛いだり、本を読んだりと贅沢な時間が過ごせます。

スキップテラス
オフィスタワーの2~6階に設けられた、約6,800㎡のスキップテラスは緑に囲まれた憩いの空間

これからの時代にはうれしいアウトドアを楽しめる作りはペデストリアンデッキで繋がる、3階のレジデンスタワーエントランス前にも用意されています。広場のようになっており、そこここに座れるようになっているのです。我が家での作業に疲れたら、ちょっと外の空気を吸いに出る、気分を変えて外で仕事をする、お茶をするということがいつでもできるのです。

デッキ(レジデンスタワー前)
いずれは浜松町駅からレジデンスタワー、竹芝駅・竹芝ふ頭までを繋ぐ予定の空中の歩行者デッキ「ポートデッキ」
デッキ(レジデンスタワー前)
スキップフロアとポートデッキ。随所に植栽が施されており、歩くだけでも自然を感じることができる
デッキ(連絡通路)
ポートデッキはバリアフリーであるのはもちろん、雨に濡れずに利用できるのも大きなメリット

さて、レジデンスタワーには大きく3種類の住宅が用意されています。2~4階の3フロアは共有施設をシェアするワンルーム~1LDKのシェアハウス、5~8階は家具・家電付のサービスアパートメント、9階以上は一般的なレジデンスで、ここではレジデンスを中心に共用施設についてみていきましょう。

エントランスホール
エントランスホールは木の床、照明が独特の雰囲気を醸し出す空間。使い込んだ雰囲気のあるソファも印象的

まず、エントランスホールの奥には3つのラウンジがあります。最も手前にあるのがLIBRARY-LOUNGEで、その名の通り、読書や勉学、仕事などに向いた空間です。ソファ席、テーブル席と異なる空間が用意されているので、その時の気分、やることに応じて場所が選べます。

その奥はビリヤード台の置かれたPLAY-LOUNGEで、もっとも奥にあるのは畳敷き、キッチンのあるWA-LOUNGE。WA-LOUNGEだけは貸し切り専用で1時間2000円(税込み)で最大4時間まで利用できます。主にサービスアパートメントの外国人入居者を意識して作られた和の空間だそうですが、子どもを連れてのママ会、家族での利用などにも使い勝手が良さそうです。最新の人気家電なども用意されており、お試しで使ってみたいという声もあるのだとか。

PLAY-LOUNGEも貸し切りができ(使用料はWA-LOUNGEと同額)、いずれのラウンジも全入居者の利用が可能です。

建物2階にはレジデンス、サービスアパートメントの入居者が無料で利用できるFITNESS ROOMがあります。フィットネス器具が並ぶほか、壁面のスマートミラーやバイクに設置されたタブレットを通じてオンラインフィットネスサービス「WEBGYM」「WEBGYMLIVE」が利用できるのがこれからの時代に向けての新しいところ。

入居者はWEBGYMプレミアムアカウントが1年間無料で利用できるので、自室や職場などでもエクササイズが可能。しかも、約1,500種類のメニューがあるとのこと。これなら飽きずにトレーニングが続けられそうです。

LIBRARY-LOUNGE
LIBRARY-LOUNGE。オフィスタワーに向いた大きな窓があり、全体に明るく、開放的
PLAY-LOUNGE
ビリヤード台が中心に据えられたPLAY-LOUNGE。貸し切りにして使うこともできる
WA-LOUNGE
WA-LOUNGEはこうした施設としては珍しく畳敷。外国人には珍しく、子どものいる人には使い勝手が良いはず
FITNESS ROOM
24時間自由に使えるFITNESS ROOM。自分で好きに選べるオンラインフィットネスサービスが付いてくるところが新しい

これ以外にはシェアハウス入居者限定のDIY-LOUNGE、WORK-LOUNGEがあり、1階には駐車場、駐輪場、バイク置き場があり、保育所も入っています。

DIY-LOUNGE
シェアハウス居住者が利用できるDIY-LOUNGE。東急ハンズが監修しており、3Dプリンタやレーザーカッターなど本格的な工具が用意されている
WORK-LOUNGE
シェアハウス居住者用には仕事、勉学、読書などに使える広いWORK-LOUNGEが用意されている。キッチンもある
WORK-LOUNGE
リラックスして座って本を読む時にはWORK-LOUNGE内の小上がり的なこちらのスペースがお勧め

1階にあるクックパッドマートの食材受取りコーナーもまだ比較的珍しい、これからの暮らしに欲しいもの。近隣にもスーパーはありますが、こだわりの食品、より新鮮な食品を非接触で購入したいという人なら1点からでも送料無料で配達してもらえるサービスが気軽に利用できるのは嬉しいところです。
※2023年にクックパッド株式会社のサービス運営方針見直しにより設置終了

最先端のスマート設備で安心、安全、快適な暮らしを

続いて、設備、住戸を見ていきましょう。

生活を多方面からサポートするものとして入居者専用のオールインワンアプリが用意されています。このアプリには生活の中で必要な20種類以上のサービスがひとつにまとめられており、内容は実に多彩。たとえば外からエアコン、照明、給湯器や床暖房を操作する、取り扱い説明書や設備修理会社などの連絡先を閲覧する、管理会社からの連絡を受けるなどなど。

そのうちでも今の時期にふさわしく、秀逸なのが共用施設や隣接するオフィスタワー内の飲食店などの混雑度がリアルタイムに確認できるサービス。混雑時を避けて訪問、効率的に利用することができるわけで、これから世の中でもっと求められるサービスの先取りといえそうです。

セキュリティ関連でもこれからの暮らしにふさわしい、最先端の設備が用意されています。なりすましを防止する顔認証システムの導入です。エントランス、エレベーター、宅配ボックス利用時に使えるようになっており、鍵を出さずにハンズフリーでの利用が可能になります。エレベーターの場合には到着した時点で自分が住むフロアが設定されてもいます。また、エントランス、宅配ボックス、メールボックスではIC乗車券と顔認証を連携させ、鍵代わりにすることもできます。

住戸の玄関、エントランスなどの共有部に導入されているスマートロックも同様で生活を便利にしてくれそうです。スマートフォンによる開錠が可能なうえ、家族の帰宅履歴から子どもの帰宅が確認できますし、不在時の来訪者に時間、回数を指定したデジタルキーを発行することも。この機能を利用すれば不在でも宅配を受け取れますし、家事代行業者、ペットシッターなどに入室してもらうこともできます。前述のクックパッドマートとも連携しているので、帰宅時に荷物を無駄なくピックアップできます。
※アプリ提供:エンコアードジャパン株式会社(ソフトバンクグループ)

入居者専用アプリ
20種類以上のサービスが利用できる入居者専用アプリ。共用施設の混雑状況、電力使用量、家族の帰宅などさまざまなものが可視化できる
エントランス
エントランス。壁面の、陰影のあるタイルが個性的。建物内には他にもタイルが使われており、アクセントになっている
コンシェルジュカウンター
コンシェルジュカウンターにはエントランスのタイルのデザインが踏襲されている。PLAY-LOUNGEと同じスマートミラー(デジタルサイネージ)が掲示板代わりに用意されている
エレベーターホール
3階、レジデンス、サービスアパートメント入居者が利用するエレベーターホール。設置されたバーチャル・ウィンドウは世界の風景を配信、絵画のように楽しめる

最後に住戸です。9階から18階までのレジデンスのうち、17階と18階がプレミアムレジデンスフロアとなっており、間取りは2LDK~3LDK(101.42㎡~125.39㎡)。湾岸の建築物や水辺を望む広いリビングにダブルシンクの洗面所、浴室テレビその他ハイグレードな設備が用意されており、まさにプレミアム。石張りの床など質へのこだわりも見逃せないポイントです。

プレミアムレジデンス(SEタイプ)
18階のプレミアムレジデンス(SEタイプ。下3点も同じ)。折り上げ天井に石張りの床とグレードを感じるリビングからは湾岸の眺望が楽しめる
プレミアムレジデンス(SEタイプ)
プレミアムレジデンスの居室はすべて7畳以上の広さとなっており、ゆったりとした空間
プレミアムレジデンス(SEタイプ)
ダブルボウルの洗面所。プレミアムレジデンスはすべてこの作りになっている
プレミアムレジデンス(SEタイプ)
角部屋中心のプレミアムレジデンスは二面にバルコニーがあり、風が抜ける。水辺や湾岸のタワーも臨める
プレミアムレジデンス(SWタイプ)
こちらは最も広い17階のSWタイプ。125.39㎡の3LDKでLDKは29畳強。18階とは床の色などカラーテイストが異なる
プレミアムレジデンス(SWタイプ)
同じくSWタイプの浴室。1620タイプが用意されており、大柄の男性でも足を伸ばしてゆったり湯に浸かれる
プレミアムレジデンス(NWタイプ)
NWタイプ、101.42㎡の2LDKのバスタブは円形。窓もあり、我が家に居ながらリゾートホテルの気分を味わえる

その下の9階から16階までの8フロアは、レジデンスフロアとなっており、ワンルーム~2LDK(35.85㎡~96.24㎡)の16タイプの間取りがあります。バリエーションの多い1LDKの場合には11タイプもあり、広さから部屋の配置、カラーまでそれぞれに違いがあるため、選ぶ時には迷ってしまいそうです。

レジデンス(N1タイプ)
N1タイプ、2LDK、76.87㎡のリビング。角部屋で二面から光、風が入る
レジデンス(W4タイプ)
こちらはW4タイプ、43.39㎡の1LDK。取材時、棟内には1LDK、2LDK、プレミアムレジデンスのモデルルームが用意されていた
レジデンス(S5タイプ)
52.39㎡と広めのS5タイプの1LDK。面積だけではなく、部屋の配置なども異なるので間取り図、現地を良くチェックしたい

また、単身者なら自室以外の空間が充実したシェアハウスが魅力でしょうし、ビジネスで長期滞在する人であればサービスアパートメントを考えたいところです。

シェアハウス
シェアハウスは26.19㎡のワンルームからワンルームにDENの付いた37.24㎡まで6種類の間取りが用意されている
サービスアパートメント
家具、家電の用意されたサービスアパートメント。間取りは26.19㎡のワンルームから76.80㎡の2LDKまで。単身はもちろん、カップル、ファミリーでも利用できる

以上、開発への期待もあって注目を集める竹芝に誕生した東京ポートシティ竹芝のレジデンスタワーをご紹介しました。利便性や設備、サービスなどといったスマートシティとしての魅力に加え、散策できる距離に水や緑、歴史がある環境、自室以外に使える、アウトドアも含む共有部の充実など魅力、これからの新しい暮らしにふさわしいポイントが満載。新居を考える時にはぜひ検討したい物件です。

取材物件・取材協力

【取材物件】東京ポートシティ竹芝 レジデンスタワー
【取材協力】東急不動産株式会社、東急住宅リース株式会社

INDEX