「瀬田の杜 Garden&Terrace」が立地する世田谷区瀬田という街をご存じでしょうか。世田谷区屈指の人気を誇る二子玉川駅の北側にあり、縄文時代前期の貝塚が見つかっているほど古くから人が住んできた、居住に適した地です。その地に建つ「瀬田の杜 Garden&Terrace」もまた、多くの魅力を持つ住まいです。
利便性、住環境をともに備えた立地
「瀬田の杜 Garden&Terrace」の最寄り駅は東急田園都市線、同大井町線が交差する二子玉川駅。ご存じの通り、駅周辺には大規模で洗練された商業施設が並び、平日にも多くの買い物客が訪れる人気スポットです。その一方で商業施設の眼前には都内有数の癒しスポット多摩川が悠々と流れ、晴れた日には富士山を臨むこともできます。利便性と環境の良さ、ともすれば矛盾する要素が無理なく両方手に入る地域、それがこのエリアです。
たとえば、前述の二子玉川駅へ10分ほどで行けるのに加え、田園都市線の用賀駅、大井町線の上野毛駅へもそれぞれ10数分。ちょっと足を伸ばせば砧公園、等々力渓谷があり、通勤、買い物も、リラックスタイムも叶います。
足回りでは首都高速3号渋谷線の用賀出入口、東名高速道路の東京インター、第三京浜の玉川インターが近く、都心はもちろん、海や山、温泉に出かけるにもすぐです。二子玉川駅からは羽田、成田両空港へのリムジンバスが発着しています。買い物では自由が丘や渋谷、表参道が現地からで30分ほどでしょうか。
お子さんがいらっしゃるご家庭なら隣と言えるほどの距離に幼稚園、小学校、中学校が揃い、インターナショナルスクール2校も近所という条件も魅力でしょう。本当に何でも揃う立地なのです。
世田谷区内新築という希少性
そして現地ですが、周囲を見晴らせる高台となっています。その眺望のすばらしさは江戸時代に玉川八景と謳われたほどとか。「瀬田の杜 Garden&Terrace」の近くにある行善寺境内には「玉川八景」だった歴史を伝える碑が建てられており、現在も「せたがや百景」として選ばれてます。
世田谷区内の新築自体も希少ですと語るのは東急住宅リース株式会社ソリューション事業本部営業推進部営業推進グループの五十嵐拓馬氏。「世田谷区は古くから住宅地として開発されてきたため、全体として住宅の新しい供給の少ないエリアです。どの賃料帯でも物件数がなく、特に瀬田ではファミリー向きの広い住宅はほとんどありません。強いて挙げるとすると二子玉川駅前のタワーマンションですが、駅前なので静けさ等の住環境は期待しにくいところがあります」。
地元の人に愛された瀬田モダンゴルフが住宅に
現地には2017年まで瀬田モダンゴルフという創業から50年続いたゴルフ練習場があり、地元の方々にはよく知られた存在。老朽化などのため、住宅として生まれ変わることになったのですが、訪れてみてびっくりしたのはその広さです。
二子玉川駅から徒歩でアプローチすると最初に見えてくるのはガーデンコート、テラスコートの二つの敷地のうちのテラスコート。その角を曲がると左右、正面に整然と統一感のある建物が並び、まるでひとつの街区がすべて「瀬田の杜 Garden&Terrace」に見えるほどなのです。
しかも、建物の前には広い駐車場が取られており、道路幅もたっぷり。建物がマンションでも3階建てと低層であることもあって、街区の中央に建つと23区内にいるとは思えないほど空が広く感じられます。加えて敷地周辺には区の保存樹木が多くあり、敷地内にも様々な木が植えられていることから緑も豊富。駅前の喧騒からほんの少し離れただけで、これほど豊かな場所があることに驚きです。
近年、住宅を選択する際の優先順位は利便性に偏っていましたが、家にいる時間が長くなったことから環境を重視する人が増えていると聞きます。これまでよりも環境にこだわりたいと思う人なら、「瀬田の杜 Garden&Terrace」の静かで落ち着いた佇まいに心惹かれるものがあるのではないでしょうか。
住宅はタウンハウス、マンションの2種類
住宅は全54戸。マンション28戸とタウンハウス4棟、26戸になっており、マンションは74.60㎡の2LDKから169.24㎡の3LDKまで、タウンハウスは82.32㎡の2LDKから137.22㎡の3LDKまでが用意されています。広さに幅があるだけではなく、間取りは33タイプあり、しかもそれぞれに工夫が凝らされています。図面を見ると縁側テラス(マンション)、ライブラリースペース、土間(タウンハウス)など、普通にはないようなスペースが設けられている部屋もあり、どんな部屋なのか、わくわくしてしまいます。
ガーデンコート中央には防災にも役立つこもれび広場
最初にガーデンコート中央にあるこもれび広場から見ていきましょう。ガーデンコートはA棟とタウンハウスのB棟、C棟が敷地外周に建てられており、中央にはこもれび広場と名付けられた中庭があります。
芝生にベンチのあるゆったりした広場には災害時に備えて防災井戸やマンホールトイレなども用意されており、暮らしの安心を守る場としても機能します。もうひとつの敷地、テラスコートの住民も庭には入れるようになっており、静かに散策を楽しめる広場です。
360°MOVIE:こもれび広場
収納充実、気配り万全のマンション住戸
見せていただいた部屋を順にご紹介しましょう。まずはガーデンコートにあるマンションのA棟です。マンションはエントランスを入ると木の壁の、自然豊かな世田谷区らしい空間となっています。
そこから3階へ上がり、123.52㎡の3LDK、Eタイプを見せていただきました。リビングダイニング21.9畳、主寝室9.0畳に6.7畳が2室という部屋の広さに加え、羨望を覚えたのは収納の充実ぶり。
玄関脇にはトランクルーム、玄関にはシューズインクローゼット、キッチンにはパントリー、洗面室にはリネン庫、廊下にも随所に物入があり、居室には部屋の広さに応じてウォークインクローゼットやクローゼット。欲しいと思う場所に収納が作られているのです。
この部屋は中庭ではなく、街に向いてバルコニーがあるのですが、素晴らしかったのはリビング正面の欅の巨木 。世田谷の原風景が目の前にあるわけで、季節ごとに変わる葉の彩りが楽しめることでしょう。
360°MOVIE:マンションEタイプ
マンションではもう一部屋、縁側テラスのある部屋も見せていただきました。こちらは85.40㎡のBタイプ、2LDKで縁側テラスは17.0畳のリビングの窓際にある3.8畳のスペース。ガラスの入った縦格子の引き戸で仕切ることもできる日当たりの良い場所で、床暖房も用意されています。サンルームとしてリラックスの場、植物を育てる場として使うのも良し、中庭の緑を楽しみながらテレワークに使うという手も。ガラスの引き戸という付かず離れずの距離感が絶妙でした。
この部屋ではリビングの収納も目を惹きました。中央はテレビが置けるようになっていますが、それ以外はすべて収納。散らかりがちなリビングですが、これだけの収納力があれば、すっきり暮らせるでしょう。
360°MOVIE:マンションBタイプ
メゾネットで独立感、勝手口もあるタウンハウス
続いてはタウンハウスを見ていきましょう。タウンハウスは2戸連棟となっており、それぞれが角部屋ということになります。最初に見せていただいたのはテラスコートにある、もっとも広い137.22㎡の3LDKです。
玄関を入ると正面の廊下の先に扉が見えます。何だろうと歩いていくとそこにはもうひとつの玄関があり、その向こう、南側には広いテラス。テラスに面しては主寝室となる8.0帖の洋室があり、緑を眺める気持ちの良い目覚めを迎えられそうです。1階には主寝室のほか、水回り、トイレと6.3畳の洋室があります。
2階は陽光のたっぷり入る、天井の高い28.2畳のリビングがあり、その広さ、開放感は圧倒的。キッチンの奥には6.5畳の洋室が用意されています。また、2階にも洗面スペースがあり、これはタウンハウスの他の間取りにも共通。清潔さが求められる時代には必要な、あってうれしい設備です。
もうひとつ、素晴らしいと思ったのは階段上部の作りです。メゾネットでは階段から熱が逃げてしまい、冷暖房効率が下がることがあります。ところが「瀬田の杜 Garden&Terrace」では可動式のドアが用意されており、開放して広々と使うことも、壁を1面作ることも、さらにドアを閉めて全く熱を逃がさないようにすることも簡単にできるのです。住んだ後のことを具体的に想定、設計されているというわけです。
360°MOVIE:タウンハウス
ライブラリーや土間、防音室のある部屋も
タウンハウスではもう一部屋、ガーデンコートにある、124.64㎡の2LDKも見せていただきました。ここには2階のキッチンの裏にライブラリースペースと名付けられた3.9畳の空間があります。
見せていただくとドアはないものの、リビング側からは直接見えない、隠れ家のような空間となっており、2面の壁にはオープンな棚がしつらえられていました。書斎、仕事部屋としてはもちろん、読書や趣味を楽しむスペースとしても使えそうで、暮らす楽しみが広がります。
この部屋にはキッチンの脇にDENもあり、こちらもどう使うか悩みそう。さらにリビング脇のカウンターは下部が収納になっており、たっぷりの収納力。これだけの収納があれば家族ごとに場所を分けて使うこともできそうです。
ライブラリースペース、DEN以外ではテラスに面して土間のある部屋、防音室のある部屋などがある他、1階に店舗、2階を住まいにできる住戸も2戸あります。
地元からの問い合わせ殺到
さて、これだけの魅力のある「瀬田の杜 Garden&Terrace」ですが、地元で長らく愛されてきたランドマークの建替えだけに注目度は高く、近隣からの問い合わせが多数寄せられています。
「特にお子さんがいらっしゃるファミリーからの関心が高く、2021年2月末の竣工から半月ほどでかなりの問い合わせ、申し込みを頂いています。さまざまな希少性が重なった物件だけに二度と出ないという言葉がふさわしく、ここに住みたいと熱望する方が少なくないのです」。
立地や歴史に加え、現地に行けばもちろん、図面を見ているだけでも住み心地、配慮が分かる住まい。チャンスがあればぜひ住んでみたい物件です。
取材物件・取材協力
【取材物件】瀬田の杜 Garden&Terrace
【取材協力】東急住宅リース株式会社