都心には数多くの魅力的な物件が存在しますが、その中から自分にぴったりの一部屋を見つけるのは簡単ではありません。本連載では、「月額予算50万円」という条件のもと、ケン・コーポレーションの営業員がどのように物件を選ぶのかをインタビューし、プロの視点から見た物件選びのポイントとその魅力をランキング形式でお届けします。
物件の立地、間取り、設備、周辺環境など、さまざまな要素を考慮しながら、営業員がどのように最適な物件を選び出すのか、その秘訣を伺います。
物件を紹介してくれる営業員
第3回目は、ケン・コーポレーションの営業員、飯島 里美さんがご自身の住みたい物件を紹介してくれます。飯島さんは、銀座・丸の内・日本橋に代表される由緒あるエリアと、再開発により大型分譲タワーマンションが供給されている勝どき・月島・豊洲・芝浦などの湾岸エリアに特化した「銀座湾岸支店」で活躍しています。
ケン・コーポレーション銀座湾岸支店
飯島 里美さん
| 不動産経験年数 | 賃貸16年 |
|---|---|
| 得意分野 | 湾岸エリアのタワーマンション 「東京タワーが見える部屋」、「スカイツリーが見える部屋」など、お部屋からの眺望は現地に行かなくても熟知しています！お客様の要望に寄り添った営業を心がけ、ご入居までしっかりサポートさせていただきます |
| 趣味 | ゴルフ、旅行、美味しいお酒と美味しいごはん コスパの良いお店を探すこと。またコロナ以降、ホームパーティーにもはまってます |
こだわり条件ランキング
まず、前提として賃貸物件選びで重視するこだわり条件をランキング形式で回答してもらいました。
賃貸物件選びのこだわり条件-ベスト3
| 第1位 | 立地 |
|---|---|
| 第2位 | 間取り |
| 第3位 | グレード感 |
——1位に立地を選んだ理由を教えてください
スーパーの有無や職場へのアクセス、そして周辺環境を大切にしています。日常の買い物が便利であることや、通勤がスムーズにできることはもちろん、静かで安全な環境であることもポイントです。
——お部屋のどの部分にこだわりますか？
特にキッチンやバスルームなどの水回りや収納性を重視しています。広々としたキッチンで料理を楽しんだり、快適なバスルームでリラックスすることは、日々の生活を豊かにします。また、収納スペースが充実していることで、部屋をすっきりと保ち、快適な住環境を維持することができます。
——お部屋を選ぶ際のアドバイスをください
もちろん優先順位を決めることも大切ですが、実は、お部屋との「相性」も非常に大切です。玄関を開けた瞬間に誰しもが感じる直感的なフィーリング。そのフィーリングを尊重しながら優先順位を決めていくと、物件を選びやすくなるのではないでしょうか。直感と優先順位、2つのバランスを取ることが近道だと思います。
今回選定した物件
賃貸物件選びのこだわり条件を踏まえ、飯島さんが選んだお部屋がこちらです。
芝浦アイランド エアタワー
官・公・民連携による大規模開発として誕生したまち「芝浦アイランド」。ここは四方を運河で囲まれた都心の島となっています。島内にある4棟のタワーのうち、一番北に位置する賃貸専用のマンションが「エアタワー」。JR田町駅から徒歩8分、充実した共用設備が魅力の48階建てタワーマンションです。店舗棟と直結しているため雨に濡れずにスーパーへ行くことができ、品川・東京・羽田空港へのアクセスが良く、利便性にも優れた物件です。
お部屋詳細
- 38階 2LDK+SIC/84.98㎥
- めやす賃料: 40〜50万円
- 部屋設備：コンロ3口、 ガスレンジ、 一部フローリング、 クローゼット、 シューズインクローゼット、 シューズクローゼット、 エアコン、 24時間換気システム、 オートバス、 追焚機能付き、 浴室乾燥機、 給湯、 洗面所独立、 洗浄機能付便座、 BT別、 室内洗濯機置場、 セキュリティシステム、 TVモニター付インターホン、 カードキー、 インターネット専用線など
- 共用設備: クラブハウス、エントランス棟、コンシェルジュサービス、カフェ、シネマルーム、音楽スタジオ、ラボなど
芝浦アイランド エアタワーの魅力-ベスト3
| 第1位 | オーシャンビュー |
|---|---|
| 第2位 | 間取り |
| 第3位 | 豪華なエントランス |
——1位に選んだオーシャンビュー（眺望）について詳しく教えてください
こちらのお部屋は東向きに開口部が設けられており、目の前に東京湾やレインボーブリッジを望むことができるオーシャンビューが自慢です。夜景も素敵ですよ。朝、昼、夕方、夜それぞれの時間帯で異なる表情を見せてくれるので、飽きることがありません。
——素晴らしいですね！他にも見どころはありますか？
北側には隅田川の先にスカイツリーを望むことができます。お部屋にいながら水辺を感じることができ、心を落ち着けてリフレッシュできます。
——間取りのポイントはありますか？
梁のない使いやすいワイドスパン型の間取りが特徴です。ワイドスパン型とは「開口部の幅が広い間取り」を指します。一般的な間取りよりも横幅が広く開放感があるため、家具の配置がしやすかったり、インテリアのバリエーションも豊富です。
——他にもワイドスパン型のメリットはありますか？
ワイドスパン型の間取りは窓が大きく取れるため、自然光がたっぷりと入り、明るい空間が広がります。また、梁がないことで天井がすっきりとしており、部屋全体がより広く感じられます。生活に有効活用できるスペースが多く、より快適に過ごせるのがメリットですね。
LD
Master Bed Room
Balcony
——共用部の特徴を教えてください
エアタワーが他のタワーマンションと異なる点は、レジデンス棟に隣接したクラブハウス（エントランス棟）があり、まるで迎賓館のような豪華なエントランスが出迎えてくれるところです。特にクリスマスシーズンには、美しく飾られたツリーがさらに魅力を引き立ててくれます。
２層吹き抜けのエントランスホールの正面にはカーペット敷きの大階段とジュリエットバルコニーがあり、右手にはレジデンス棟へ続くエスカレーター、左手にはカフェラウンジがあります。
エントランスの魅力は以下の動画に凝縮されています。こちらをご覧になって、その魅力を堪能していただければ幸いです！
今回は、ケン・コーポレーションの営業員、飯島 里美さんの視点から、予算50万円で理想的な賃貸物件を紹介してもらいました。
理想の住まいを見つけるためのヒントを提供するこの連載を通じ、みなさまの物件選びがより楽しく、そして成功することを願っています。次回もどうぞお楽しみに！