日本人にとって、花の中でも桜は別格。美しい日本の四季をもっとも実感させてくれる存在と言ってもいいのでは。その桜を身近に感じられる都心の街を季節に先駆けてご紹介しましょう。
千代田区
千鳥ヶ淵
皇居の緑と桜、菜の花が一度に楽しめると人気の千鳥ヶ淵。千鳥ヶ淵公園は朝9時を過ぎると大混雑しますから、近くに住んで早朝の花見と行きたいところです。
英国大使館
1898年、当時の英国公使サー・アーネスト・サトウが、東京の人々への贈り物として植えた桜が初代という英国大使館の桜。敷地内外に枝を広げる様は圧巻。
国立劇場
この地域の穴場は国立劇場前庭。ここには神大曙、小松乙女、駿河桜など、珍しい桜が。 さくらまつりの時期にはお茶のサービスなども行われます。
千代田区の桜が見えるマンション
港区
東京タワー周辺
増上寺方面から東京タワー周辺には道路沿い、末寺の境内など、そこここに桜が。夜間、桜越しに見上げる東京タワーは一幅の絵です。
青山墓地
桜の向こうに六本木ヒルズや東京ミッドタウンを望む光景は都心ならでは。夜間は宴会客で騒がしいので、ゆっくり楽しむなら、狙い目は午前中。お勧めは外国人墓地中央の古木。園内でもっとも早く開きます。
グランドプリンス高輪
グランドプリンスホテル高輪、グランドプリンスホテル新高輪敷地内の桜は 200本以上。ソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤマザクラなど14種類もあり、3月上旬から4月下旬と、長期間楽しめます。
港区の桜が見えるマンション
渋谷区・目黒区・世田谷区
目黒川
川にしだれかかる桜の風情が人気。池尻~中目黒間は混雑しますが、その先の目黒駅周辺までは人が少なく、のんびり風情を楽しむにはこちらがお勧め。
有栖川宮記念公園
池を中心に、自然の高低差を生かした園内は春は桜、秋は紅葉と四季折々に楽しみのある場。作り過ぎない、日本の自然が楽しめます。
碑文谷
碑文谷八幡宮沿道をはじめ、街中の小さな公園、通りのいたるところに桜があり、歩いているだけで花見ができます。場所によってはトンネル状になっており、ロマンチックな気分に。
北沢川緑道
せせらぎの両岸に桜が続く散歩道。ところどころにはベンチも用意されています。花見の時期、暗渠部分では植木市や若い人たちの宴会なども行われ、賑やか。
東京都心10区の桜が見えるマンション
広尾、麻布に碑文谷、深沢、東が丘、代沢など、お屋敷街の近くには必ずといってよいほど、桜の名所があります。桜は豊かな住環境のシンボルといえるのかもしれませんね。