【新宿区】地形とハザードマップ

向かい合う2つの台地とその間の川。
地震には比較的強いものの、広範に浸水の危険の想定も

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高く、古く、固い台地、淀橋台

新宿区はおおまかに言うと向かい合う2つの台地とその間を流れる川沿いの低地という2つの地形から成り立っています。2つの台地のうちのひとつは都庁のある淀橋台地で、新大久保、戸山、市ヶ谷エリアから南側と考えていただけばよいでしょう。

もうひとつの台地は目白駅の西側で妙正寺川の北側。地名は下落合、中落合などと低地をイメージさせるものになっていますが、川沿いには一部低地もあるものの、これらの地域の大半は豊島台地とも呼ばれる高台です。

武蔵野台地は複数の高さの違う台地からなっており、名称は研究者によって異なることもあるなど分かりにくい部分がありますが、間違いなく多くの人の意見が一致するのは淀橋台がもっとも高さのある古い台地であること。特に都庁のある西新宿周辺は古く、固い台地で、それが西新宿の高層ビル群を支えています。都庁が立地しているにはそれだけの理由があるというわけです。

新宿区の標高図

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