海辺に開かれた、若々しい街
街ごとに違う表情が魅力
東京都心部と隅田川などを挟んで向かい合う、湾岸の月島、勝どき、豊洲エリア。銀座と勝鬨橋で結ばれているのが勝どきで、橋のたもとでは再開発が終了。スーパーなどが増え、最近では全国からの産直品を集めたマルシェが開かれるなど、利便性が大きくアップしました。その東側、隅田川を挟んで聖路加病院のある明石町と向かい合うのが、もんじゃで有名な月島。さらに東が江戸時代に誕生したという歴史のある街、佃です。 このエリアで注目したいのは湾岸エリアの開発としては初期の、都心を代表する風景として知られる大川端リバーシティ21。東京駅までバスで10分という立地に加え、今では考えられないほどゆったりした建物配置など魅力も多いエリアです。
東京五輪で大きく変わる街も
勝どき・豊洲・月島3つの南側、朝潮運河を渡ったところが晴海。東京国際貿易センターや晴海埠頭があり、中心には高層オフィスと住宅エリアが広がります。今後の期待はなんといっても東京五輪。選手村が作られる予定で、五輪後は公園、商業施設等が整備され、新しい街が生まれることになっています。晴海運河を隔て、近年大きく変化したのが対岸にある豊洲。元々は江戸時代からあった石川島を中心に、周辺に拡大して作られた街で、運河沿いには公園や大規模商業施設が並び、親子連れ、カップルの姿が多く見られます。
利便性に比して手頃な賃料もポイント
さらに南側には東雲、有明、台場が広がっています。このうち、有明には東京五輪のいくつかの競技会場が設けられるほか、3棟のタワーマンション建設も進んでおり、今後、大きく変化していきそうです。これらのエリアでは住宅の中心は大規模マンション。設備、サービスともに充実しているのが特徴で、都心部に比べると賃料も手頃。都心に近いのはもちろん、駅から徒歩数分圏内と利便性の高い物件が多く、忙しい毎日を送る人にはうれしいところです。