日常と非日常の狭間、唯一無二の空間に暮らす新ブランド「UNUS.」 第1弾「UNUS.白金長者丸」が目黒駅至近、歴史と緑の地に誕生  | EDITION

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日常と非日常の狭間、唯一無二の空間に暮らす新ブランド「UNUS.」 第1弾「UNUS.白金長者丸」が目黒駅至近、歴史と緑の地に誕生 

日々変化する東京都心では住まいも日々進化しています。そのひとつが2025年5月に誕生した大成有楽不動産株式会社の高級賃貸マンション新ブランド「UNUS.(ウヌス)」。このほど完成した第1弾となる物件は室町時代に開かれたという歴史ある白金長者丸エリアに立地、ゆとりのある個性的な間取りが新鮮な驚きをもたらします。完成後すぐに行われた内覧会の様子をご紹介します。 

「UNUS.」ブランド メインビジュアル
INDEX

利便性と静かな環境が両立する稀有な土地に立地

新ブランド第1弾となる「UNUS.白金長者丸(ウヌス白金長者丸)」が立地するのはJR山手線目黒駅から徒歩5分の住宅地。交通、生活の利便性が高い山手線沿線で、しかも新築という賃貸マンションは非常に希少です。

加えて同物件の希少性を高めるのは立地するのが白金長者丸という歴史のある、第一種低層住居専用地域であるということ。港区のホームページによれば白金という地名は応永年間(足利義満治世下の室町時代)にこの地を開いた柳下上総介が大量の銀(しろかねと読む)を所有していたことから銀長者が転じて白金長者と呼ばれ、それが白金という地名になったのだとか。 

長者丸の地名は高度経済成長前夜の昭和30~35年の地図以降消失していますが、現在の品川区上大崎二丁目、目黒区三田一丁目の一部に建物名、町会名などとして残されています。同時期の地図を見ると駅周辺と違い、広い敷地に広壮なお屋敷が点在する場所となっており、政治家や病院や企業の経営者などが居住していたそうです。 

そうした経緯もあり、一帯の用途地域は住環境を優先する第一種低層住居専用地域となっており、低層、高品質な建物が中心になっています。意外なほどに緑が豊富な地域でもあり、「UNUS.白金長者丸」には周辺の緑を借景として楽しめる部屋も多数あります。

もう少し広域で見ると東側には国立科学博物館附属自然教育園、北側には恵比寿ガーデンプレイスがあり、緑、文化に囲まれたエリアということもできます。 

国立科学博物館附属自然教育園
恵比寿ガーデンプレイス

ソレムニティにモダンをプラス、特別感ある外観

建物はファサード基壇部に御影石を配した3階建て。デザインコンセプトは荘厳さ、モダンという言葉を掛け合わせた「SOLEMNITY MODERN(ソレムニティ モダン )」となっており、宮殿を思わせる重厚さがありつつも、新しさを感じる配色、デザインが他とは違う空間を予感させてくれます。

この印象は建物内、エントランス、内廊下式の共用廊下にも続いており、エントランスホール、ロビーも御影石を多用。落ち着いた、いくらかアンダーな照明のせいもあって成熟した大人たちの場という趣になっています。建物に入った途端に外界と遮断される印象がありますが、これが同物件のコンセプトである「普通じゃない、ちょっと特別な日常。」ということでしょう。

ガレージと住戸が一体に。車好き必見の1階住戸

全16戸、15タイプの間取りがあるうちの5部屋を見せていただいたのですが、そのうちにはいくつか、ここにしかない間取りがあります。そのひとつが1階のプライベートガレージ付き住戸。119.25㎡の、間取りとしては2LDKなのですが、特徴は2台分のプライベートガレージが住戸内に取り込まれるようにガラス貼りで作られていること。玄関を開けると目の前にガレージがあり、車が住宅の中心になっているのです。もちろん、駐車場から直接住戸に入れるようになっています。

玄関から左手には23.0畳のLDK、6.0畳の寝室があり、右手には12.3畳の寝室と水回り。ベッドルーム1室、廊下からは車が見えるようになっており、ずっと愛車を眺めていたい人にはたまらない空間でしょう。電動シャッターが用意されていて、防犯上も安全。EV充電器も用意されています。

機械式駐車場に入らない大型車でもゆったり置けることに加え、住戸前の空間がゆったり取られていて我が家の前、敷地内で向きを変えられるようになっているのもうれしいポイント。公道に出て切り返してという周囲に気を使う作業をする必要がないのです。

基本的には駐車場ですが、石張りの床にエアコン、シンクが設置されていることを考えると屋外に近い、フリーなスペースとしても考えられます。車を停めておく以外にも住む人が自由に使える空間といえるわけで、趣味の多い人ならいろいろな使い方を思いつかれるのではないでしょうか。

自由な使い方を楽しめる1階、地下のメゾネット

1階プラス地下メゾネットという珍しい配置の住戸もあります。そのひとつが120.7㎡の1LDK+2Sの間取りで、玄関を入った正面にある階段を下りたところには16.1畳の、間取り図としてはリビングルームとされている広い空間があります。実際には1階にもキッチン4.5畳とダイニングルーム15.4畳があるので、リビングと名づけられていても使い方は自在。 

この16.1畳は2方を通常よりも奥行きのあるドライエリアに囲まれているため、明るい、でも人目の全くない空間となっており、見上げると見えるのは空だけ。集中して読書や音楽に浸るのも良し、瞑想やヨガの空間とするのも、はたまた友人たちとの憩いの場にするのも楽しいはず。モノを作る人であればそうした使い方もあるかもしれません。住む人によってなんとでも使える楽しい場というわけです。 

地下階には6.0畳、10.0畳の2室の寝室があり、ただでさえ静かな立地に加え、地下ということでより静寂な空間となっています。 

また、この住戸だけではありませんが、収納の豊富さも特筆すべきところで、地下階は寝室それぞれにウォークインクロゼット、リビングにもストレージが用意されています。もちろん、洗面所などの水回り、玄関のシューズインクロークなども備えられており、住戸によっては壁全面が収納という部屋もあるほどです。

3階には専用ルーフテラス付き住戸も 

上階に専用のルーフテラスがある住戸もあります。そうした住戸は最上階、3階に配されており、そのうち、150.43㎡とゆったりした広さの2LDKを見学しました。この部屋は玄関の右手に34.7畳のリビングダイニング、左手には6.5畳、15.2畳の2室の寝室と水回へと続く廊下があります。

日当たりのよい明るいリビングにある階段を上ったところが専用ルーフテラスで、格子で目隠しされているため外から見られる心配はまったくありません。1階住戸には地下の別世界がありましたが、3階住戸には空中の別世界があるわけです。 

この住戸は収納の多い同物件の中でもずば抜けて収納が豊富で、リビング、エントランスホール、ホールからリビングへの通路となる部分の壁一面が収納となっており、室内はもちろん、それ以外の廊下にも収納があります。これだけ収納があると、モノの多い人でも使い勝手が良さそうです。

そもそもが広い部屋ですが、それをさらに強調しているのは天井の高さ。2,620mmあるそうで、一般的な2,400mmの部屋と比べると1~2割は広く感じられるかもしれません。もちろん、その天井の高さを活かすべく、リビングのエアコンは天井に設置されています。

もうひとつ、この部屋の魅力としてはリビングの目の前に位置するお向かいの敷地内に桜の巨木があること。花の季節には見事な風景が楽しめることでしょう。 

こだわりを感じる材、デザインに配慮を感じる間取り

借景が楽しめるといえば2階、107.14㎡、2LDKの住戸も同様に桜と緑が望めます。 

見学していて気づいたのは2LDKの場合、2つの寝室が間に水回りを挟むなどして住戸内で離れて配置されている間取りが多いこと。それぞれの部屋の独立感を尊重した作りということでしょう。2人で住む場合はもちろん、一人で一室を寝室に、一室を趣味や仕事の部屋、あるいは来客用のゲストルームに使う場合にも使いやすいはずです。

2LDKの住戸では水回りも広く取られており、洗面所はダブルボウル。シンク上部壁面の網代を模したタイルなど細部に凝った造りが配されているのも特徴で、ドアや壁紙にも他では見ないようなものが使われています。特に木を手で削ったようなドアは特別感もあり、自然も感じられます。 

キッチン天板、洗面所天板、カップボード天板、トイレ手洗いなどには天然水晶を主成分とした人造石材、フィオレストーンが使われています。これは天然石独特の手触り、光沢、質感などを活かしながら、水分、汚れが沁み込みにくいなど自然素材の持つ欠点を克服したものだそうです。 

環境に配慮した高い性能で快適な暮らしを 

2LDK以外にコンパクトな1LDKも用意されています。見学させていただいたのは3階、59.22㎡の1LDK。角住戸になるため、14.4畳のリビングダイニングは2面に窓があります。この部屋も隣接敷地内の緑が借景として楽しめる位置にあって開放的です。

全体としては1LDKが5戸、2LDKが10戸、2LDK+ガレージが1戸となっており、単身あるいはセカンドハウスなどとしてコンパクトな住戸を借りたい人は住戸数が少ないので急いだほうがよさそうです。 

さまざまな魅力のある「UNUS.白金長者丸」ですが、最後に暮らしを快適にするベーシックな機能としてZEH-M Orientedを取得予定という点を付け加えておきましょう。これは断熱性能や省エネ性能の高い住宅を意味しており、これからの時代の健康で快適な暮らしには欠かせない仕様。光熱費を抑えるという効果もあり、環境に責任を持つという意味もあります。 

以上、大成有楽不動産の新ブランド「UNUS.」の第1号物件をご紹介しました。今後も都心立地での供給が予定されているとのこと。住まいの選択肢が広がることを期待、注目していきたいところです。 

取材協力

大成有楽不動産株式会社