「TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE」JR東日本グループが推進する、国際水準のレジデンスの全貌とは | EDITION

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「TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE」JR東日本グループが推進する、国際水準のレジデンスの全貌とは

国際水準の共創都市形成を進める「TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)」に2026年春、全847戸の住宅が竣工します。立地の利便性は言うまでもなく、既にまちびらきしているエリアからも分かる通り、これまでの日本の開発には稀有なほどの緑に満ちた環境があることに加え、それ以外にも他にない魅力を多数備えています。

ここでは都心とは思えない眺望が可能になった背景や、コミュニケーションの場としても意識された共用スペース、本物と質感にこだわった感度の高いインテリア、圧倒的な広さを持つ住戸、非常時も暮らし続けられる大規模物件ならではの設備などについて、TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCEを担当する株式会社ジェイアール東日本都市開発の藤村直子シニアリーダー、商品企画コンサルタントとしてサポートする株式会社ケン・コーポレーション 企画部の渡邊翼課長にご紹介していただきます。

(右)株式会社ジェイアール東日本都市開発 オフィス・住宅事業本部 大規模プロジェクト推進部 藤村直子シニアリーダー
(左)株式会社ケン・コーポレーション 企画部 渡邊翼課長
INDEX

敷地の形状、立地を生かして、
眺望、共用スペースなどここにしかない魅力を創造

ケン・コーポレーション 渡邊TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE(高輪ゲートウェイシティレジデンス)が立地するのは南北に細長い敷地の北端。東側に山手線、京浜東北線などが走っており、レジデンス北側には三角形に敷地が広がっています。それだけを聞くと住宅を建てにくそうな土地と思われるかもしれませんが、この敷地形状と立地が、TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCEに眺望や共用部、低層の緑に満ちた住戸など他にない個性を付加してくれました。

まず、眺望でいえば東側は新幹線の線路を越えた先まで建物がなく、約100mほど眺望を遮るものはありません。北側はレジデンスの先に約150mほど敷地が伸びています。しかも、敷地内には水と緑の景観が楽しめるビオトープが作られる予定。自然の景観の先にぼんやりと都市の風景が広がることになります。

ジェイアール東日本都市開発 藤村:南側には高輪築堤を再現する公園、2026年春に開館するミュージアム「MoN Takanawa: The Museum of Narratives(モン タカナワ:ザ ミュージアム オブ ナラティブズ)」が立地。その先に商業・オフィス等からなる複合棟がありますが、レジデンスとは約100mほども離れています。公園とミュージアムを彩る緑は見えるけれど、街の来訪者からの視線は気にならない、そんな眺望になるというわけです。

渡邊:これだけ都心の利便性の高い立地にありながら、高層階において四方の眺望が抜けているのは珍しいこと。高層階ではどの向きの住戸を選んでも異なる眺めを楽しんでいただけます。

TAKANAWA GATEWAY CITY 模型

渡邊:建物内には形状を活かした奥行きのある共用スペースも作りました。全体が44階建てと高層なので、低層階3~4階、高層階29~30階の2カ所に共用施設を設けましたが、3階、29階は2層吹き抜けとなっており、空間のボリュームは圧巻の一言。詳細は後述しますが、奥行きを活かして一続きの空間ながら使い方の異なる場が作られており、その人それぞれの使い方ができるようになっています。

藤村:共用施設とは異なりますが、1~2階には「東京インターナショナルスクール(TIS)」が開校します。安全にこだわった場所に立地する学校でもあり、多くのご家庭に検討いただけるのではないでしょうか。もちろん、TAKANAWA GATEWAY CITY内の商業施設やクリニック、子育て支援施設も生活には欠かせない存在です。

GATEWAY LOUNGEなどが設けられる3~4階
SKY LOUNGEなどの共用施設が設けられる29~30階

渡邊:もうひとつ、レジデンスとしての大きな特徴は北側に作られる低層部です。階段状になった部分の3~7階がテラス型住戸となっています。TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCEの全体構成を検討していた8年前の日本では今ほど緑の充実した物件は少数でした。しかし、世界を見るとそうした住宅が増えつつあり、計画にあたってはそれを意識。都心にありながら緑に包まれた暮らしを実現します。

2カ所に設けられたラウンジは2層吹き抜け。
大型スクリーン、キッチンを中心にしたパーティールーム

渡邊:奥行き、高さを活かした共用スペースについてもう少し細かくご説明しましょう。まず、3階にはコンシェルジュカウンターのある、山手線沿いに大きく開けた2層吹き抜けのGATEWAY LOUNGEがあります。多言語対応のコンシェルジュが24時間常駐します。

GATEWAY LOUNGE

3階にはCAFE LOUNGEの他、CONFERENCEも2室用意しており、お客様とのお打合せにも対応できます。

CAFE LOUNGE

4階にはFITNESS & LOUNGEを用意しました。フィットネス内にあるソファは、エクササイズの後に寛いだり、入居者同士で語らいを楽しんだりできる仕様。コミュニケーションの場としても機能することを期待しています。

FITNESS & LOUNGE

29階は海側が2層吹き抜けになったSKY TERRACESKY LOUNGEが設けられます。海風を感じながら眺望が楽しめるような空間です。

SKY TERRACE
SKY LOUNGE

29階には大型のキッチンを中心にした、10人ほどが利用できるSKY KITCHENもあります。ここには部屋の中央にキッチンを配しており、シェフを呼んで楽しむ、料理でお客様をもてなすなど、いろいろな使い方で楽しんでいただけます。

SKY KITCHEN

30階にはSKY THEATERがあります。高輝度の本格的なプロジェクター、120インチの大型スクリーンで友人たちとスポーツや映画を鑑賞するなどに使えます。定員は20人ほど。

それ以外に少人数向けのPARTY LOUNGEも2室用意があります。

SKY THEATER

また、地下2階にはドアマンが待機するCOACH ENTRANCEを設けています。機械式駐車場は入庫バースと出庫バースが別になった商業施設などで採用される高スペックのものを採用しており、オールハイルーフ対応となっています。

COACH ENTRANCE

藤村:これらの共用施設には使ってみたいと思っていただけるよう、一般の家庭ではなかなか導入が難しい設備を用意しています。我が家にないものを存分に味わっていただければと考えています。

本物、質感、調和にこだわった
「明るいラグジュアリー」がインテリアのキーワード

藤村:これまでの高級賃貸とは一味違うインテリアのテイストも注目していただきたいポイントです。街全体として各棟を海岸線で未来への船出を待つ帆船に見立ているのですが、レジデンスもそれに沿って5~28階までのSUPERIOR住戸では海と住まう29~42階までのEXECUTIVE住戸では空と住まうをテーマにしています。

デザインを担当するのはコンペで選ばれたHBA(HIRSCH BEDNER ASSOCIATES)。50年以上に渡り、世界80カ国以上で1,500を超すプロジェクトを完遂、デザイン関連の受賞は数えきれないほどという世界屈指のデザイン会社です。ラグジュアリーなデザインに優れているだけではなく、トレンドの最先端を知っている会社でもあります。

渡邊:そのHBAが打ち出したデザインはこれまでのラグジュアリーとは一味違います。かつてはクラシカルなホテルのような重厚なものが中心でしたが、TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCEはオーセンティックな趣とモダンな感性が響き合う、明るいラグジュアリー。本物、質感にこだわり、それらが調和する空間を作りあげており、見る人が見れば素材の良さが分かるはずです。

この背景には現在の高級賃貸ユーザーが30~40代の、アクティブな方々が中心になっているということがあります。もちろん、50代以上の方々もいらっしゃいますが、全体として目の肥えた、モダンデザインに慣れた方々が主流。ここではその層の高い美意識に応えるものを目指しています。

藤村:そのため、建物内部各所に配するアートにもこだわっています。世界への窓口、ゲートウェイという場にあるレジデンスですから、それに相応しい格も備えている必要があるからです。

海外富裕層も視野に入れた広さ、仕様、
76タイプの圧倒的な住戸バリエーション

渡邊:住戸は全部で76タイプ用意しています。全体が847戸という規模で同じ間取りでも広さ、階数などによって実際の住戸はまったく異なっております。ここでは、EXECUTIVEとSUPERIORの2つのお部屋タイプをご紹介します。

EXECUTIVE

29~42階には210戸のEXECUTIVE住戸を配しており、間取りは1LDK~3LDKとSUPERIOR住戸と変わらないように見えますが、専有面積は69.15㎡~198.67㎡最高天井高は2,900mmを確保している住戸も一部あり、より広く高くなっています。国際水準の住戸として、海外製の食洗機、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機を導入するなど設備その他にもこだわっています。

SUPERIOR

5~28階にはSUPERIOR住戸として1LDK~3LDK専有面積は43.12㎡~109.44㎡までの604戸を用意しており、特に東側には2LDKを多く配しています。一方、西側は1LDK主体ですが、同じ間取りでも広さにはバリエーションがあるので、ライフスタイルに合わせて選んでいただくことができます。

藤村:今後、海外からのエクスパッツ等がこの街で暮らすことも想定すると、EXECUTIVE住戸のようなグレードの住戸が必要になってきます。TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCEではそれを見越し、選ばれる住宅を目指しました。

ガス、重油、ダブルの備えで、
非常時も我が家にこれまで通り住み続けられる安心

藤村:防災対策についても触れておきましょう。TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCEでは、災害時にも電力供給を確保するためにデュアルフューエル式非常用発電機を備えています。

この設備は、電力が遮断された際にはガスで稼働し、ガスの供給が止まっても備蓄している重油で72時間稼働することができますので、二重の備えがあるわけです。72時間は電力供給が可能ですので、非常時にも我が家の電気を使うことができます。

渡邊:具体的には共用部の一部の照明、一部のエレベーターなどのほか、住戸内の一部の照明、冷蔵庫やコンセントの一部もそのまま使い続けられることになっています。

藤村:TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCEでは自動で非常用電源に切り替わるので、特に操作を行わなくてもそのまま住み続けることができます。

藤村:私たちJR東日本グループにとってはこれだけ大規模なまちづくり、ハイグレードな住宅作りは初めてでしたが、幸いにしてこれまでにないほどのグレードが実現できており、安全その他の状況も含めて国際水準の住宅を作ることができたと感じています。ただ、グレード感、質感は写真や文章では伝えきれないところもあるのが本当のところ。

渡邊:建物の完成は2026年春の予定。今後、実際の部屋を体感していただくための現地モデルルームも用意する予定です。いろいろな意味で世界最先端の暮らしを感じられるものになるはずですので、ぜひ、期待していただければと思います。

取材協力

東日本旅客鉄道株式会社
株式会社ジェイアール東日本都市開発
株式会社ケン・コーポレーション

プロジェクト概要

【事業主】東日本旅客鉄道株式会社
【貸主】株式会社ジェイアール東日本都市開発
【管理】JR東日本レジデンシャルサービス株式会社
【貸主代理】アール・エー・アセット・マネジメント株式会社
【媒介】株式会社ケン・コーポレーション