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TokyoRentコラム

Vol.18 ペットと暮らせるマンション最新事情 2007/02/20

空前のペットブームです。犬猫を飼っている世帯は日本全国で全世帯数の42%、合計2000万世帯強といわれ、これは18歳未満の子供のいる世帯(1279万世帯)より多く、ペットのいる暮らしはごく当たり前のものといえるほど。それに伴い、ペットが飼える物件も増加しています。今回は最近のペットと暮らせるマンション事情を見ていきましょう。

新築を中心にペット用設備のある物件が増加

芝浦アイランド・エアタワー芝浦アイランド・エアタワーペット飼育条件:小型犬2頭、中型犬1頭まで相談

数年前からすると、めざましいといってもいいほど、ペットが飼える物件は増えてきました。新築マンションであれば、首都圏の賃貸市場全体で2割近くはペットが飼えるとのデータもあるほど。TokyoRent掲載の物件でも、頭数やサイズ、種類などで細かい条件があるものの、ペットが飼える物件は少なくありません。特にその中でも目立つのは、ただ飼育が許されているというだけではなく、プラスアルファの、ペットのための設備がある物件です。

具体的な設備としては、散歩から帰ってきたときにペットの足を洗う足洗い場や、うんちを捨てるダストボックスなどで、大半はエントランス近く、しかし、あまり目につかない場所に設けられています。

もうひとつ、一般的な設備がエレベーターのペット同乗ボタン。ペットを連れて乗った時にエレベーター内にあるボタンを押すと、外にあるペットボタンが点灯、乗ろうとする人に現在ペットが乗っていることを知らせるというものです。ペットが飼えるマンションでも、入居者すべてがペット好きとは限りませんから、そうした人への配慮がこのペットボタンです。

また、同様の配慮から、芝浦アイランドエアタワーのように、ペット飼育が可能なフロアを限定している物件もあります。

島を一周する遊歩道は約1.3キロ。小型犬なら一周するだけで一日に必要な運動量に相当する距離。ところどころにはベンチ、リードフックが設けられる予定なので、飼い主にも格好の散歩コース

ペットと帰宅したときは足洗い場などを備えた専用のペットエントランスから、ペット搭乗を表示するエレベーターで自室へ。こうした気配りが、ペットをめぐるトラブルを防止します

ハード、ソフトが充実したペット共生型物件も登場

コンフォリア芝浦バウハウスコンフォリア芝浦バウハウスペット飼育条件:大型犬3頭まで相談

こうしたスタンダードな設備の他、一部にはさらに進んだ設備も導入されています。最近では、ペットと暮らすことを前提とした、安心してペットと暮らすことができる「ペット共生型マンション」も増えてきました。そしてそのひとつが犬専用マンションとして登場したコンフォリア芝浦バウハウス。ここでは、敷地内、住戸内に犬飼育のための工夫が数多く凝らされています。

実際に見ていきましょう。まず、1階にはドッグラン。大型犬ともなると、健康のため、ストレスをためないためには1日30分以上の運動が必須ですが、それを身近なところで可能にしてくれます。「雨の日など、散歩がおっくうに思えるときには便利です」とは入居者の声。1階には屋根のある遊び場もあります。

ドッグラン脇には、大型のコインランドリー。いくら愛犬の品とはいえ、犬と人間の洗濯物は分けたいところですし、これなら、家庭の洗濯機では洗いにくい大型犬用マットなども洗えます。

もうひとつ、1階にあるのが、トリミングサロン、ドッグホテルを併設したカフェ。テラスなど屋外のみ犬OKの一般のカフェとは違い、店内も犬OKで、犬用メニューも。入居者は入居と同時に、ここのメンバーになることができ、割引料金で設備を利用できます。また、入居者だけを対象にした、食事のデリバリーや、ドッグシッティングといった特別サービスも受けられます。

室内は汚れに対応しやすい、タイルカーペット。一枚ずつ洗えます。写真左手のクロゼットの下はペットスペースです

エントランス脇にある、ドッグランでドッグ・コンシェルジュ、鈴木麗子さんと入居者の愛犬。広さがあるので、大型犬もOK

マンション1階のカフェは店内もペット可で座席下にはリードフックが用意されている。ペットメニューもあり、クリスマスにはケーキもオーダーできる

続いて住戸内。まず、玄関には飛び出し防止用のゲート。玄関内外にはリードフックも設置されています。室内は1枚ずつ外して洗えるタイルカーペット敷きで、コンセントにはいたずら防止用のカバー、壁にはオゾン脱臭器が設置され、クロゼットの下半分は犬のベッドを置けるように空けられています。また、浴室のシャワーは犬を洗うときに片手で簡単に操作できるワンプッシュ式。随所に細かい配慮が凝らされているというわけです。

そして、これらの設備、サービスを有機的につなぎ、利用しやすいものにしてくれているのが1階のカフェに常駐する、おそらく日本で初めてのドッグ・コンシェルジュ。トリミングやドッグホテルでの犬の預かりなどの実務はもちろん、飼い主からの各種相談や、飼い主、犬同士のコミュニケーション作りなどが主な仕事です。その役割は多岐に渡りますが、一言、いつも同じ人が、愛犬を大事に見守ってくれている安心感といえば、愛犬家の方にはそのありがたみがお分かりいただけるでしょう。

これから探すなら、環境も考えた物件チェックを

リュゼ学芸大学リュゼ学芸大学ペット飼育条件:1Fは大型相談・2F以上は小型のみ相談

以上、ペットが飼えるマンションのスタンダード、最先端をご紹介しました。それでは、これからペットが飼えるマンションを探すためにはどうすればいいでしょう。

まず大事なのは、最初からペット飼育が条件であること、どんなペットを何頭飼っているかを明確にすることです。物件概要に「ペット可」または「ペット相談」等と記載されていても、たいていの場合には、飼える頭数、サイズなどに条件があります。そこで、確実に自分のペットを飼える物件を探すためには、頭数、サイズなどは重要な情報なのです。特に大型犬が飼えるマンションは 100 物件に 1 件とも言われるほどですから、一番重要な条件として伝える必要があります。ちなみに、一般には小型犬あるいは猫で1匹、多くても二匹まで、大型犬は一部住戸のみなどとなっている物件が多いようです。

広々とした足洗い場。駒沢公園や砧公園など、お散歩コースには事欠かない立地もうれしいポイント

他の条件を限定しすぎないこともポイント。特に地域を限定した上で、ペットが飼えることが条件となると、物件がないケースもありえます。期間限定も同様。まずペット飼育が最大の条件で、その上で次の条件というような考え方をするほうが、満足のいく部屋が見つかるはずです。

費用面では、ペットを飼育する場合、通常よりも原状回復に費用がかかることが想定されるため、敷金が家賃の1カ月分余分に必要であったり、あらかじめ家賃1カ月分が償却費とされているなどのケースが多いことを覚えておいてください。

物件では、設備などに加えて、ペット飼育に関しての規則が整備されているかどうかが重要な点。集合住宅で気持ちよく暮らしていくためには、お互いにルールを守らなくてはいけませんが、ペットがいれば、その分のルールも必要だからです。ほとんどの場合、すべての人がペットを飼っているわけではありません。ペット嫌いの人への配慮、トラブル防止のためにルールは必ず守るようにしたいところです。

また、物件周辺の環境もチェックしておきたいところ。駒沢公園や代々木公園など、大きな公園や緑地など、散歩に向いた場所があるのがベストです。こうした、ペットの集まる場所の近くにはペットショップや病院、ペットOKのカフェなども集まるので、散歩以外にもメリットは大。住み心地もいいはずです。

いまや、ペットは家族の大事な一員。飼い主としては、ペットの視点で物件をチェック、良好な住環境を整えてあげたいものです。

【文・構成】
中川寛子(なかがわひろこ)
借りる、買う、貸す、建てるなど、住まいに関する雑誌、書籍、インターネットなどの編集に携わること20数年。長らく表参道に暮らし、都心居住の快適さを身をもって実感している。All About「住みやすい街選び(首都圏)」ガイド。

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