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TokyoRentコラム

Vol.22 超高級物件の住み心地をチェック 2007/06/19

都心物件の中には、立地はもちろん、広さ、設備、フロントサービスなど様々な面で、ある種別格とも言うべき、超高級物件があります。ここでは、そんな、超高級物件のうち、「愛宕グリーンヒルズフォレストタワー」(森ビル)、「ラ・トゥール汐留」(住友不動産)を例に、どこが特別なのか、それによる住み心地は?などを、住む人の目でチェックします。

愛宕グリーンヒルズフォレストタワー 愛宕グリーンヒルズフォレストタワー
愛宕グリーンヒルズ内でオフィス棟に隣接する42階建てのタワーマンション。愛宕神社、青松寺、NHK愛宕スタジオと歴史あるエリアに立地

ラ・トゥール汐留 ラ・トゥール汐留
汐留シオサイトの一画、地上190M・56階建てのシンボルタワー。24時間営業のスーパー(1階)、クリーニング店、保育所(2階)などが都会生活をサポート

超高級物件の魅力①
都会のメリットだけを享受できる、プレミアムな立地

都心には、立地によって、建物が密集して日照や眺望が遮られたり、周囲がうるさかったり、自然を感じることができないなどのデメリットがあります。しかし、超高級物件は、そうした都心のデメリットとは無縁の存在です。

例えば、愛宕グリーンヒルズフォレストタワーは広い敷地内に古刹青松寺があり、愛宕神社にも隣接、芝公園もほど近いという清澄で静かな場所に立地。窓から見える緑はいずれも、思わず深呼吸したくなるほど濃く、都心には極めて希少と言える存在です。また、ラ・トゥール汐留は足元に公園、浜離宮、竹芝桟橋などを擁しているため、都心だけではなく、海や緑といった自然の眺望も楽しめます。また同時に、富士山や東京タワーの全景が見られるのもラ・トゥール汐留ならではの希少価値です。

言ってみれば、都心の便利さ、多様性などのメリットだけを享受、デメリットには影響されないプレミアムな立地。それが超高級物件の、第一の魅力というわけです。

愛宕グリーンヒルズフォレストタワー:青松寺

愛宕グリーンヒルズフォレストタワー
応仁の乱の時代、1476年に太田道灌によって開かれた青松寺。敷地内には桜やつつじ、水仙など四季を感じさせる自然が残されている

ラ・トゥール汐留:浜離宮眺望

ラ・トゥール汐留
室内からは、ウォーターフロントや浜離宮の緑も楽しめる。春は菜の花、秋はもみじと眺めを変える浜離宮では月見の宴、放鷹の儀など季節のイベントも行われている

超高級物件の魅力②
トリプルセキュリティなど防犯、防災への充実した備え

都心では安全性も気になるところ。もちろん、超高級物件では二重、三重の備えを固めており、ラ・トゥール汐留では文字通り、トリプルでセキュリティラインを用意しているほど。これは、建物エントランス、フロント、そしてエレベーターの3カ所で、いずれも鍵がなければ入れない仕組み。訪問者にはカードキーが用意されますが、それも一定期間が過ぎると無効になるため、不審者が入り込む可能性はほぼ排除されます。もちろん、防犯カメラは随所に用意されており、 24時間常駐しているスタッフは常にモニターを注視しているそうです。

同様に愛宕グリーンヒルズフォレストタワーでは制震構造を取り入れるなど、防犯面に加えて防災面にも配慮があり、安心・安全な暮らしが期待できます。

愛宕グリーンヒルズフォレストタワー:ロビー

愛宕グリーンヒルズフォレストタワー
建物1階にあるロビー。フロントの前を通らないと、ここまでは入って来られない。敷地内の緑が映えるゆったりとした空間だ

ラ・トゥール汐留:ロビー

ラ・トゥール汐留
建物エントランスに続き、フロント前にも2つめのオートロックが設置されており、鍵がないと入れない仕組み

超高級物件の魅力③
住戸内のキーワードは「ゆとり」「質感」

さて、室内で印象的なのは、そのゆったりとした作りです。リビングや各部屋が広いのはもちろんですが、それよりも、違いを感じるのは、玄関や廊下など。車椅子でも悠々通れる、子どもと並んで歩ける幅の廊下と書けば、お分かりいただけるでしょうか。不思議なことですが、こういう場所にゆとりがあると、気持ちが落ち着き、穏やかな気分になるものです。

また、キッチンや洗面所など、水回りが広々しているのもうれしい点。家族2人以上を想定している間取りの洗面所はダブルシンクが基本ですし、複数のトイレや、マスターベッドルーム用、家族用とバスルームが複数ある間取りもあります。

もうひとつのキーワード、質感は、厚みのあるカーペットや木目の美しい幅広のフローリング、本物の石の肌触りなど、言葉や写真では伝えにくいもの。これは、ぜひ、実際に部屋を訪れて実感していただきたいところです。

愛宕グリーンヒルズフォレストタワー:リビング

愛宕グリーンヒルズフォレストタワー
家具付きのサービスアパートメントも用意されており、住み方、ニーズに合わせて選択できる

ラ・トゥール汐留:キッチン

ラ・トゥール汐留
大型冷蔵庫、オーブン、食器洗浄乾燥機などがビルトインされたキッチン。ケータリングサービスを利用、調理してもらうときにも余裕の広さ

超高級物件の魅力④
ロビーやスパ、フィットネススペースなど充実した共用施設

エントランスから重厚な雰囲気のロビーに入っただけで、超高級物件の、他との違いが分かりますが、もうひとつ大きく違うのがスパやフィットネススペースです。心と体を健康に保つことは、責任ある立場にある人にとって、義務といってもいいほど重要です。しかし、そのための時間を生み出すのが難しいこともしばしば。

そこで、活用されているのが、気軽にいつでも利用できる、建物内のスパやフィットネススペース。愛宕グリーンヒルズフォレストタワーでは最上階に用意されており、開放的な眺望の中でマシンでトレーニングしたり、のんびり泳いだり……。設備があるだけではなく、トレーナーが常駐しているので、本格的なトレーニングが可能。マッサージも受けられ、平日でも平均140人ほどが利用しているとか。隣接するラウンジでは朝食に始まり、ランチ、ディナーにルームサービスも利用できます。

また、同物件では、健康管理のため、健康相談室が設けられており、平日朝9時から夕方5時までは院長先生が、それ以外はバイリンガルの看護士が24時間待機、様々な相談に乗ってくれます。

愛宕グリーンヒルズフォレストタワー:プール

>愛宕グリーンヒルズフォレストタワー
最上階に設けられたプール。朝7時から夜の9時半(入館は8時45分まで)までと、長い営業時間も利用しやすさの一因

=ラ・トゥール汐留:フィットネススペース

ラ・トゥール汐留
各種マシンが用意されたフィットネススペース。入居者専用なので、混雑を気にせず自分の思い通りにマシンが使えるのが嬉しい

超高級物件の魅力⑤
フロント、メンテナンスその他、人間による、親身なサービス

以上、超高級物件には様々な魅力がありますが、最後に最大の魅力、人間の手によるサービスをご紹介しましょう。目につくところでは24時間、スタッフが配備されているフロント。愛宕グリーンヒルズフォレストタワーラ・トゥール汐留、どちらの物件でも昼夜フロントスタッフが在席、メッセージや荷物の預かりに始まり、タクシーやレストランの予約・手配、病院の検索など、ありとあらゆる入居者のニーズに対応しています。便利なのはもちろんですが、フロントに人の目がある、防犯的な意味合いも大きなポイントです。また、入居者にとっては、深夜でも「お帰りなさい」と迎えてくれる、顔見知りのスタッフがいる安心感もうれしいところでしょう。

フロントだけではありません。メンテナンスにも専門スタッフが24時間配備され、電球ひとつの交換にも応じてくれるのだとか。もちろん、警備スタッフも 24時間体制です。さらに、愛宕グリーンヒルズフォレストタワーではこうしたスタッフに加え、日本では珍しいドアマンも朝8時から夜9時まで待機。ホテル同様に、荷物の運搬などベルサービスを行っています。同様に前出のフィットネススペースや、健康相談室のスタッフも、入居者一人一人に向けた親身なサービスに欠かせない存在です。

愛宕グリーンヒルズフォレストタワー:ドアマン

愛宕グリーンヒルズフォレストタワー
駐車場入り口に配備されたドアマンは、荷物の多いときにはうれしい存在。加えて、駐車場にも人の目が行き届くというメリットも

ラ・トゥール汐留:フロント

ラ・トゥール汐留
超高級物件の場合、フロントはバイリンガル、24時間対応が基本。マニュアルにない仕事にもできる限り対応するという柔軟な姿勢も共通だ

快適な暮らしには、立地や便利さ、安全性、コミュニケーションなどいくつもの要素が必要です。その多様な要素のそれぞれに、最上級の答えが用意されている、それが超高級物件の、超高級物件たるゆえんなのかもしれません。

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【文・構成】
中川寛子(なかがわひろこ)
借りる、買う、貸す、建てるなど、住まいに関する雑誌、書籍、インターネットなどの編集に携わること20数年。長らく表参道に暮らし、都心居住の快適さを身をもって実感している。All About「住みやすい街選び(首都圏)」ガイド。

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