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Vol.64 子育て、緑、医療施設……、 港区の住みやすさを徹底解剖 2014/11/25

都心3区のうちでも人気の高い港区。古い街だけに地域ごとに個性・特徴があり、意外に緑が多く、寺社などの歴史的な風物も残されています。さらに住むことを考えると、豊かな財政を背景にした公共サービスの充実、公立学校のレベルの高さなども見逃せません。 今回はそんな「港区」にスポットを当て、暮らす街としての魅力をご紹介します。

昭和22年に旧3区が合併して港区誕生、江戸時代からの古い街が中心

南部坂 盛岡南部家の中屋敷があったため、名づけられた南部坂。区内にはかつてあった大名屋敷から名づけられた坂が少なくない

大使館 都心部であるというだけでなく、区内にはかつて大名屋敷だった広い敷地があったため、それが大使館に転用されたことも現在の大使館集中につながっている

港区が誕生したのは昭和22年。旧赤坂区・旧麻布区・旧芝区が合併したもので、名称の港は芝浦を擁する東京港の中心を意味したもの。当初は東港区という案が有力だったそうですが、東京都東港区では早口言葉のようだということで「東」を取り、港区になったと言われています。ちなみに区歌は「光澄む海を抱きて」と始まっており、今よりも海が暮らしに近かったことが分かります。

地形は京浜東北線を境に西側が武蔵台地、東側が低地・埋立地となっており、区の中央部を東西に流れる古川沿いにも低地が広がっています。台地の末端にあたることや、かつて川が刻んだ数多くの流路が谷となって残されていることなどから地形は起伏に富んでおり、坂の街とも言えるほど。名称のある坂だけでも90余りあるそうです。また、23区内でもっとも高い自然の山があるのも港区。それが愛宕神社のある「愛宕山」です。標高は25.7mあり、かつては海を臨む景勝の地でした。標高だけで考えると新宿区の箱根山のほうが44.6mと高いのですが、こちらは大名屋敷の庭に作られた築山です。

35区時代の旧3区から成っていることから分かるように埋立地を除く港区の大半は江戸時代から市街地として発展した場所。そのため、近代的な街並みの中に歴史を感じさせる寺社などが点在しているのも、街の風景の特徴です。特に三田・高輪・白金などには寺町があるほどです。当然、老舗と呼ばれる店舗も多く残されています。

一方で日本にある140ほどの大使館・公館のうちの半数が港区に集まっているほど、国際色豊かな街でもあり、インターナショナルスクールも2校あります(幼保のみも含めると3校)。新旧に加え、洋の東西の人間、文化が幅広く集まる場所なのです。

交通、生活の利便性に加え、文化施設、医療機関などが多く集積

では、住む街としての港区はどんな場所でしょう。まず、誰もが想起するのは利便性の高さ。都心ですから職住近接、隣接でもあり、交通の利便性は言うまでもありませんし、商業施設の多さを考えれば買い物も便利なのは当然でしょう。加えて、新しいサービスが始まるのも都心からであることが多いのもポイント。どんなサービスであれ、都心で利用できないものはほとんどないのです。

さらに、美術館や映画館、コンサートホールなどといった文化施設の集積は都心ならでは。港区では区内にある美術館、博物館をミュージアムネットワークとして相互に連携、協力する仕組みを作っていますが、加入しているのは32施設もあります。国立、都立などの施設から民間施設まで収蔵品のジャンル、幅は非常に広く、これだけの文化的な蓄積が楽しめる自治体は珍しいはずです。

同様に医療機関も多く集まっており、救急指定の病院が6施設あります。大学病院なども含まれていますし、隣接する渋谷区広尾まで合わせて考えると不測の事態にも対応できる、安心できる立地と言えます。

東京慈恵会医科大学附属病院 六本木7丁目にある国立新美術館。ここ10年ほどで美術館が増えた六本木周辺。かつての夜の街という印象は薄れ、職住隣接の便利な街というイメージに移行

東京慈恵会医科大学附属病院 西新橋3丁目にある慈恵大学病院。人口あたりの医師数も多い港区。子どものいる家庭にも、高齢者のいる家庭にも安心して住める街といえそう

手厚い自治体の子育て支援策、独自教育を推進する公立学校も魅力

区役所増上寺の向い、芝公園にある港区役所。区役所自体はさほどではないが、区内5カ所にある支所はホールなど充実した設備があり、豊かな雰囲気

拡大する

港区の教育委員会が公表している平成26年度の全国学力・学習状況調査の結果。全国平均より東京都平均が良く、さらに港区はそれよりも好成績

カップル、ファミリーであれば自治体の子育て支援策や教育環境なども気になるところ。まず、自治体のサービスで見ると、23区は子どもの医療費助成が中学生までと全国でもトップレベルにあります。また、港区では特定不妊治療助成が1年度あたり30万円を通算5年まで受けることができる(平成25年度実績)など、他自治体に比べてサポート内容が厚くなっています。さらに、出産費用の助成も60万円まで受けることができ、こちらもトップレベルのサポートとなっています。

保育園入園は容易とまでは言えないものの、子どもの数の多い他自治体に比べると比較的入りやすいと言われており、夜間の一時保育・休日の終日預かりなど働く女性に配慮したサービスが多いのが特徴。学童保育の預かり時間も6時半までと他自治体に比べると多少ながら遅い時間となっています。また、地元の育児協力者と育児支援希望者をつなぐ育児サポート「子むすび」という独自施策も行なわれています。

古い街が多いだけに、小中学校も100年以上の歴史を持つ学校があり、学校ごとに独自の教育が行われています。たとえば、港区では小学校一年生からどの学校でも英語の授業がありますが、それに加えて東町小学校では国際学級として1学年に10名の外国籍の児童を受け入れており、担任以外に英語教育をサポートする教員がいます。また、周囲に大使館が多く外国人児童の多い笄小学校には日本語学級があります。その他、小中一貫校であるお台場学園・白金の丘学園(平成27年度開校)・複数担任制の芝小学校などなど枚挙にいとまがないほど。どの学校のホームページにも詳細な教育内容の記載がありますから、我が家の教育方針に合わせて学校、住む場所を選ぶという選択もあり得そうです。

こうした教育、教育熱心な家庭が集まっている結果か、港区は全国学力・学習状況調査でも好成績を挙げており、公立学校のレベルの高さがうかがえます。もちろん、私立学校も多く、交通の利便性を生かせば行きたい学校に進学できるのが都心立地のうれしいところです。

公園、湧水、海など意外に自然も身近。季節を感じる庶民的な祭りなども

都心ということで自然がない場所と思われがちですが、武蔵野の自然がそのままに残された国立自然教育園や深山幽谷の趣すらある赤坂氷川神社など、公園、寺社は意外に多く、増上寺や青山墓地など桜の名所も多数。さらに崖が多いため、湧水も点在しています。宅地化などで各地の湧水量はそれほど多くはなくなっていますが、麻布十番にはビルの地下から湧き出る水を利用したカフェもあるほどです。

さらにお台場まで足を延ばせば海も身近。そこまで行かずとも、芝浦運河、新芝運河、高浜運河沿いには遊歩道が整備されており、水辺の雰囲気は十分に楽しめます。

季節ごとの祭りやイベントが多いのも港区の魅力。桜の名所が多いことは前述の通りですが、寺社のお祭りも大小さまざまに開かれており、昔ながらに子どもに菓子を配る盆踊りがあったり、ちょっと怪しげな品を売る庶民的な屋台なども楽しむことができます。表参道駅近くには銭湯もあり、人口的、近代的なイメージとは異なり、暮らしてみると昔ながらの日本の暮らしも残された、住む楽しみのある地域でもあるというわけです。

お祭(左上)
毎年5月に行われる白金、清正公のお祭りでは屋台も多く出て、庶民的な雰囲気。この時だけ配られる勝守りが名物
寺社の緑(右上)
赤坂の繁華街から坂を上ったところにある赤坂氷川神社。森閑とした空気、鬱蒼とした緑に歴史を感じる
銭湯(左下)
表参道駅から2分、都心のど真ん中にある創業100年余の清水湯。都会の湯らしくモダンな佇まいだ
お台場(右下)
以前に比べると海もきれいになっており、区主催の各種イベントの会場にもなっているお台場海浜公園

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中川寛子(なかがわひろこ)
借りる、買う、貸す、建てるなど、住まいに関する雑誌、書籍、インターネットなどの編集に携わること20数年。
長らく表参道に暮らし、都心居住の快適さを身をもって実感している。All About「住みやすい街選び(首都圏)」ガイド。

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