【千代田区】地形とハザードマップ

皇居を中心に東と西で異なる地形。
東側は入江のあった低地で水害、揺れに注意、西の台地上にも液状化の可能性

INDEX

皇居の東は低地、西は台地

千代田区の地形は皇居を中心に、その東側、西側で大きく異なります。皇居、その昔の江戸城は武蔵野台地の突端にあり、そこから東側は日比谷入江と呼ばれた浅い海、江戸前島と呼ばれた細長い半島が広がっていました。

日比谷入江は現在の日比谷から大手町に至るあたりで、このエリア一帯は江戸時代に埋め立てられ、今も平坦な土地です。江戸前島は今の神田から飯田橋にかけてのあたりと言われています。

一方、西側は江戸城に続く台地で、標高は20m以上。大手町界隈の標高は2~5mくらいですから、皇居を挟んでかなり高さが違うことになります。

靖国通りの九段下から九段坂上へは坂を上ることになりますが、ここの17~18mほどの高低差をイメージしていただくと、千代田区の地形が理解しやすくなるのではないでしょうか。

千代田区の標高図

INDEX