目黒駅前の再開発で甦った「目黒第一マンションズ」

目黒駅と花房山通りを挟んで向かい合う話題の再開発エリアに、昭和30年代から現在まで高級物件シリーズとして愛され続けている『第一マンションズ』の最新物件、「目黒第一マンションズ」が誕生しました。駅に最も近く、ハイグレードな室内が特徴の同物件の歴史と特徴をご紹介しましょう。

INDEX

目黒の発展を見守ってきた物件が10余年ぶりに高台の再開発エリアに再誕生

「目黒第一マンションズ」は目黒駅前の再開発エリアの中では最も駅に近い場所に位置する賃貸住宅です。もともと、この場所には「目黒駅前アパートメンツ」がありました。全5棟のうち、最初の棟が竣工したのは1959年(昭和34年)と言いますから、前回の東京オリンピックの5年前。東京が大改造される以前の話です。因みに、高級物件シリーズとして知られる『第一マンションズ』の第1号物件「青山第一マンションズ」は翌年の1960年(昭和35年)に竣工しました。

当時は、まだまだ住宅が量・質ともに足りない時代。その状況下で、「目黒駅前アパートメンツ」は、駅前立地、賃貸住宅としては希少なRC造、重油ボイラー利用のセントラル暖房(1~4号棟)、銭湯が大衆化していた時代に浴室を完備、住込み管理人がいる質の高さなどが話題となり、竣工後すぐに満室稼働。人気の高さがうかがえます。

竣工当時は目黒駅から港区方面へのアクセスは都電(その後、都バス)。その後、2000年に地下鉄7号線(現地下鉄南北線)、同12号線(現都営三田線)の全線開通により都バス路線が大幅に縮小し、「目黒駅前アパートメンツ」に隣接した地にあった都バス駐車場は不要となりました。これを受け、2002年頃から再開発の検討がスタート。2007年には「目黒駅前アパートメンツ」は解体され、以降は再開発スタートまで駐車場や分譲マンションの販売事務所・モデルルームとして利用されていました。

それから10年余。2014年8月の着工から3年余を経て2017年11月に竣工、「目黒駅前アパートメンツ」は「目黒第一マンションズ」として生まれ変わったのです。

目黒第一マンションズ
目黒駅とは花房山通りを挟んだ地域の再開発エリア。地域のランドマークとなる開発である

『第一マンションズ』は日本の高級物件の歴史そのもの

当時のパンフレット
竣工直後の目黒駅前アパートメンツ(写真左)の図面と地図(同右)、そして青山第一マンションズのパンフレット(手前)。同シリーズの歴史を感じさせる資料である

今回物件名として冠された『第一マンションズ』は、昭和のビジネス界の大立者でもあった 矢野一郎氏の命名によるもの。前述のシリーズ第1号物件である「青山第一マンションズ」は、「目黒駅前アパートメンツ」の4号棟竣工とほぼ同じタイミングで建設がスタートしました。「青山第一マンションズ」は、1960年6月の竣工時点の入居者は7割が欧米人、オフィステナントも外資系企業や在日外国大使館だったそうで、当時としては国内最高レベルの高級物件であったことが分かります。
※当時:第一生命住宅株式会社(現:相互住宅株式会社)相談役

実際、専有面積は各戸100㎡超、冷暖房セントラル・エアコンディションを完備、マネージャーには戦前から氷川丸・秩父丸など豪華客船の運行に携わり、外国事情に詳しい日本郵船出身者を採用するなど、ハード面・ソフト面ともに当時の最先端。しかも、ここ10年ほどで一般化した ディスポーザーの導入も検討していたそうですから、日本の標準的な賃貸住宅の50年近く先を行っていた物件といえます。
※その後、水道局の要請により取り外された

今と全く異なる点は、運行操作のために制服に身を包んだエレベーターガールがいたこと。さらに、電話回線が少ない時代だったため、国際電話の対応としていち早く日本電信電話公社(電電公社)と交渉、電話回線を確保し電話交換手を配置したことなどでしょうか。

「青山第一マンションズ」に続いて「麻布第一マンションズ」、「白金第一マンションズ(分譲)」など都心部を中心に次々に物件が作られましたが、最も多くの人が目にしたことがあるのは表参道駅の上にそびえる「南青山第一マンションズ」でしょう。著名人も多く居住する堂々たる姿は高級物件のうちでも憧れを持って語られる存在です。

『第一マンションズ』シリーズ一例

品質を重視する細かいこだわり・気配りが感じられる住まい

さて、「目黒第一マンションズ」の住戸は「Brillia Towers 目黒」ノースレジデンスの8~13階に位置し、全93戸。間取りは30㎡台のスタジオタイプから90㎡超の3LDK+WIC+SICまでバリエーション豊富です。

13階 Tタイプ(カラースキーム:ミディアム)
モデルルームとなっている目黒川方面を望むリビング。高台ならではの開放的な眺望が楽しめる。専有面積は92.66㎡とゆったり
12階 Lタイプ(カラースキーム:ミディアム)
室内のカラーは濃い目のミディアムとそれより明るいナチュラルの2種類。スタジオタイプ、1LDKはナチュラル、2LDK以上の間取りではどちらのタイプも用意されている
12階 Jタイプ(カラースキーム:ナチュラル)
コーナーに窓を配したタイプが多いのも特徴。実際の広さ以上の広さを感じられることに加え、明るさもひとしお
8階 Iタイプ(カラースキーム:ナチュラル)
ファミリー向け、カップル向けと2タイプのモデルルームが用意されており、実際の暮らしをイメージしながら見学できる。カップル向けは1LDK+WICで44.90㎡

また、西側からは武蔵小杉・横浜方面、東側からは都心はもちろん、レインボーブリッジ、スカイツリーを望む眺望が楽しめ、どちらを選ぶかはお好み次第。スカイツリーと東京タワーのツーショットという他では見られない光景が楽しめる部屋もあります。ここまでの眺望が楽しめるのは城南五山の一角を担う花房山の高台にあるため。特に外側は山手線を越えた辺りから目黒川にかけて急な下り坂になっており、その開放感は驚くほどです。

東側眺望
東側の住戸からは都心の高層ビル群、さらにはレインボーブリッジなどを望むことができる

使いやすさにこだわった、細かい気配り満載の室内

専用のエントランスからエレベーターで「目黒第一マンションズ」のフロアに降り立つと最初に目に付くのは手すりを配した廊下の瀟洒(しょうしゃ)な色合い。この物件特有のカラースキームは上質な空間を演出しています。

各階の共用廊下には入居者専用トランクルームが各住戸に設置されており、玄関を入った住戸内には様々な細かい配慮がなされています。たとえば、キッチンカウンタートップには天然御影石が、水栓は洗練されたデザインのグローエ製が採用され、エアコンは全居室に完備されています。バルコニーの床面は木目調のデザインが採用され、高級感を演出しています。ピクチャーレール、ダウンライトなど、生活を豊かにしてくれるしつらえや装備も用意されており、さらに実用性を考えると収納の豊富さも嬉しいところです。

防犯面では、エントランス、エレベーターホール、住戸玄関とトリプルのセキュリティが採用されており、専用部内ホームセキュリティも完備されています。エントランス、エレベーターホールへ入館する際の自動扉はカバンから取り出す必要のないハンズフリータイプの鍵を採用しており、荷物のある時などに便利です。もちろん、24時間、365日の警備体制が用意されています。エントランスでは管理スタッフが大切なお客さまをお迎え、93戸という規模でも顔の見えるサービスが期待できます。ペットとの暮らしに備え、足洗い場なども用意されていますし、駐車場は地下階に用意されています。

エントランス
デザイナーズ家具が用意されたエントランス。ちょっとした来客ならここで対応しても
エントランス
目黒駅にもっとも近い住戸エントランス。すっきりした都会的なデザインでまとめられている
オートロック
都心の駅近とあって、3重のセキュリティが施されている。といってもハンズフリーで使えるなど居住者には使いやすい仕組みになっている
コンシェルジュデスク
エントランスにあるコンシェルジュデスク。第一マンションズの長い歴史が培ったサービスが快適な暮らしを支える
内廊下
シックな色調でまとめられた内廊下。ドアの脇には各戸専用のトランクルームが設置されている
キッチン
ディスポーザーを採用したキッチン。同じ間取りでも独立型、カウンターキッチンなどタイプは異なる
ピクチャーレール
リビングのみならず、居室にもピクチャーレールが配されており、好きな絵や写真などが飾れるようになっている

そして何よりうれしいのは、道路を渡ってすぐの場所に駅があること。駅ビル内にはスーパーその他様々なショップもあり、利便性は言うまでもありません。ここ数年目黒は、住みたい街ランキング上位に度々登場する人気上昇中の街のひとつ。周辺は賑わいがありながら、専用エントランスに一歩踏み入れば閑静な別世界。こうした住まいを待っていたという方も多いのではないでしょうか。

取材物件・取材協力

【取材物件】目黒第一マンションズ
【取材協力】相互住宅株式会社

マンション事業部(左)田中一夫 部長 (右)浜中大輔 課長補佐
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